ホ尚宮の助言に従い、太宗を「お慰め」するために善嬪アン氏が大殿を訪ねます。
続いて、おなじくチョ尚宮(ポクソプ)に促された王妃(元敬王后)も大殿へ。
中に善嬪がいるので思わず焦る内禁衛将(チョン執事)がおもしろかったです♪
神聖な大殿に側室の分際で入るなんて小賢しい女!ともちろん王妃はおかんむり。
一方の善嬪は、太宗の前で王妃のことを気にかけてやさしさをアピールしました。
咸興の事件を民に隠したいハ・リュンが、府院君ミン・ジェに相談に行きました。
外戚のため個人的謁見を避けていたミン・ジェが、苦言を呈しに急いで宮殿へ。
「世間が見ていますから賢明に対処してください。百回責められたら百回謝り、
王座を望まれたら差し出しすのです。それが人倫。殿下が流した血の代償です」。
私もそうするつもりでした・・・って太宗が義父にジーンと感謝していますけど、
その代償を払うために命を捨てるのは太宗じゃなく可哀想な内官たちですよー。
狩りに行く暇があるなら自分で咸興に行けば?と思うのは現代の感覚でしょうか。
ついでにミン・ジェは中宮殿へ行き、娘である王妃とその息子三人に会いました。
テコテコっとよろけたりヘタッとお辞儀する三男の可愛さから目が離せません。
次にミン・ジェは、国母の威厳を持っていますか?と声を荒げて王妃を叱ります。
「側室のことくらいで十日も追い出すとは、私は恥ずかしくて顔を上げられない!
咸興差使のことも、親子の衝突を防ぐために何もしなかった嫁のせいです!」。
いくら親子の仲が悪かったとはいえ使者を殺すのはヘン!と鋭いイ・スクポン。
北方のようすをひそかに探れとパク・スン将軍&マ・チョンモク将軍に命じます。
配下を連れて狩と温泉をエンジョイするイ・ゴイは息子の呼び戻しに応じません。
咸興差使(ハムンチャサ)ユ内官の死に続いてトゥン・ドゥランの訃報も届き、
思い悩む太宗の姿を見た副(?)内侍府事イ・フェンが咸興差使を志願しました。
賄賂をもらってちょこまか動く人だと思っていたら、すごい忠臣だったんですね!
太宗は涙を流してイ・フェンの頬に手をやり、キスをしそうな勢いで感謝します。
「宦官だと蔑まれてきたがこれぞ男の生きざま!殿下のために死ねるとは光栄」。
死ぬ気マンマンで咸興に来たイ・フェン内官を、太祖が剣を用意させて迎えます。
スポンサード リンク