“何かあったとき”だと?そんなにオレの義弟が信用できないか?と聞く太宗に、
失礼ですが殿下がこれまで戦ってきたのは全て身内でしたよね?とイ・スクポン。
太宗はイ・スクポンのことを「人が変わったな・・・嫉妬?」なぞと評しつつも、
お前の娘を世子妃にどやねん?と王室の嫁に迎えたい意向をチラリと漏らします。
領議政ソン・ソンニンが太上王・太祖を説得して帰京の約束を取り付けます。
前話でイ・ファが領議政になったと思っていたら、今回はソン・ソンニンでした。
現在の右議政がチョ・ヨンムと聞いた太祖は「あの無知な男が?」と大笑い。
「いえ最近の彼は故事成語大王なんですよ」とは説明しないソン・ソンニンです。
そのチョ・ヨンムは上護軍クォン・ヒダルを相手に大好きな将棋を打っていました。
何度も「手」を戻させるくせに自分は応じない我侭っぷりにクォン・ヒダルがムッ!
お前など取るに足らない男!と言われ、ただの兵卒出身のくせに!と言い返すと、
学歴コンプレックスのあるらしいチョ・ヨンムに捕らえられてぶちこまれました。
このアホらしい喧嘩のことは『朝鮮王朝実録』にもしっかり記されているそうで、
太宗はチョ・ヨンムを叱りつつも肩を持ち、クォン・ヒダルの官職を剥奪しました。
ノ・ブン内官のダチで遊び人の楽士イ・オバンに、世子(譲寧)が興味をもちます。
絶倫になれる岩窟泉(アムグルチョン)の話ってのがおもしろかったですね~。
「大王世宗」のキャラとは違い、「龍の涙」のキム・ハルロは謙虚で腰が低い人。
娘を王室に嫁がせて権力争いに巻き込まれたくない・・・と苦悩しています。
イ・スクポンは「こんなに聡明で美しくて気品ある娘はいない♪」とウキウキ。
でも「イ・スクポンにはもう十分与えた」と思っている太宗の本心は違いました。
王妃はキム・ハルロの娘のほうを選ぶはずだしハ・リュンもそう思っているはず、
私と姻戚になったら義弟たちより調子に乗る・・・と都承旨ファン・ヒに吐露。
で、“花のような”19歳のシン尚宮(1最近大殿に配属)におてつきしました~!
明の使臣の物見遊山旅行のお供をしていたチョ・バクが、使臣の言葉にびっくり。
皇帝が姫君を朝鮮(の王室の妃として)に嫁がせたがっているというからです。
そのころ都では、娘を世子妃候補から外されたイ・スクポンが憤慨していました。
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