これまでは王室人物や政界の中心人物について紹介してきました。
今回は、系図(相関図)には載せてない人々や脇役陣についてまとめます。
★キム・スンギュ/キム・ジョンソの長男
「王と妃」では、首陽大君が明に謝恩使として向かう際、敵対する大臣たちの息子をいわば人質がわりに同行させたが、その一人がこのキム・スンギュだった。「王女の男」では、父キム・ジョンソを敬う模範的長男として登場。出番は短く、癸酉靖難(ケユジョンナン)で命を落とす。韓国wikiによると、キム・ジョンソには3人の息子(スンギュ・スンビョク・スンユ)のほかに庶子2人がいたもよう。
★リュ氏/キム・スンギュの夫人
長男のヨメとしてキム・ジョンソ宅に住み、義弟スンユのことも気ににかけるやさしい女性。夫が亡くなった後は両班夫人から奴婢の身分に落とされ、温寧君の屋敷で働くことになるが、心を痛めたイ・セリョンに助けられる。
★アガン/キム・スンギュとリュ氏の娘
スンユの姪。叔父であるスンユを慕っている。母リュ氏と一緒に悲運をたどり、護送される途中で病にかかるが、セリョンに助けられた。ドラマの癒し役。
★イ・ゲ/学者
実在した人物。集賢殿の学士で、ソン・サンムンらとともに端宗復位活動を企むも露見し、決して世祖(首陽大君)を王とは認めずに忠誠を守り抜いた死六臣の一人。「王女の男」では、スンユたち三人組の師匠として登場する。宗学ではスンユの上司。
★ソン・ジャボン/シン・ミョンの部下
漢城府判官シン・ミョンの部下。ミョンから今後の政治的立場を聞かされたとき、「ついていきます!」と忠誠を誓い、その後もずっとミョンを支えた末、イ・シエの乱で逝去した。
★ウングム/敬恵(コンヘ)公主お付きの宮女
セリョンの行方を知ろうとするスンユを牽制するなど、敬恵公主の意を汲んで忠実に行動する宮女。幼い頃から敬恵公主と付き合いのある従姉妹セリョンとも当然顔なじみで、頼みを聞いてあげたことも。
★ヨリ/イ・セリョンの侍女
首陽大君宅でセリョンの世話を担当していた使用人。おてんばなセリョンの行状が母ユン氏にバレないよう気を使ったり、セリョンとスンユの恋が発展しないように努力したりしていたが、セリョン出奔後も付き従い、(おそらく)生涯セリョンに仕えた。
★チョ・ソクチュ
スンユと一緒に護送船に乗った縁で仲間になる。麻浦の町を仕切っていただけあって、けんかが強く、度胸もあり、情にも篤い。氷玉館の女主人チョヒとは夫婦同然の愛し合う仲だが、普段は尻にしかれている。
★チョン・ノゴル(ワン・ノゴル)
チョ・ソクチュとおなじく、護送船に乗り合わせたのをきっかけに金魚のフンになる。自分を高麗王族の末裔(ワン氏)と名乗るなど、でまかせが得意。ケンカになると隠れるので特に役に立つわけでもない。
★コン・チルグ
チョ・ソクチュを裏切り、子分を引き連れて袂を分かった後、麻浦に戻って来たチョ・ソクチュに何かと嫌がらせを仕掛ける。やがて子分たちはチョ・ソクチュのもとに戻っていく。
★チョヒ&ムヨン&ソエン/氷玉館の妓生たち
チョヒはやり手の行首。情人チョ・ソクチュのつながりで、しぶしぶながらもスンユやセリョンを住まわせてやる。ムヨンは女装妓生で、ケンカも強い。キャピキャピ系ソエンは、氷玉館に住むようになったスンユにアプローチするがまったく相手にされず、最後はチョン・ノゴル(ワン・ノゴル)とくっつく。
★ハムギ&チルガプ&マクソン/ハン・ミョンフェの子分たち
ハン・ミョンフェ(=首陽大君)の闇の仕事を請け負うならず者トリオ。主人の出世とともにごろつきからめでたく出世して下級官職を得たりもするが、結局はスンユに討たれる。
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