英祖の思悼世子いびりは一旦小休止状態で、ちょっぴり平和な毎日が訪れました。
ふあ~。。。もう眠いから今日はここ(世子妃殿)で寝るわ!と世子が言うと、
今日はここで寝る日ではありません・・・と世子付きの尚宮が釘を刺します。
世子は龍の絵を見せて世子妃殿にお泊りを許してもらい、仲良くイチャイチャ。
部屋の明かりが消えると、外に控えていた二人の尚宮が耳栓(!)をしました。
殯殿で会った「荒れた手」の女官を忘れられない英祖が、ついに夜のご指名!
それは、女官ムンがミン尚宮から宮殿追放の命令を下された直後のことでした。
晴れてお手つき尚宮となったムンが、満足そうに宮殿の廊下で踊ってます。
神聖な宮殿であんなにチマをまくりあげて下着を見せてもいいのでしょうか?
ちなみに、聖恩(ソンウン)や侍寝(シチム)を経ても、すぐ側室にはなれません。
懐妊できるか、子供が男か女か、寵愛が深いかによって未来が決まります。
ところがムンはすぐに淑媛となり殿閣を与えられるという異例の出世コースをGO。
目上の側室である暎嬪イ氏への挨拶もしておらず、お付きの尚宮が怒ってます。
というわけで、ミン大監(ミン尚宮の兄弟)がムンの兄ソングクにひれ伏して挨拶。
実家の母と兄は立派な服を着るようになり、兄はニートから別監(ピョルガム)に。
王子を産んで世継ぎにする気マンマンのムンは、母と兄にこう言い聞かせます。
「大きな屋敷に引っ越しちゃダメ!悪い噂が立たないように贅沢はガマンしてね!」。
そんな淑媛ムン氏のお付きの尚宮になったのは、可愛がってくれたハ尚宮です。
英祖とムンの出会いは『閑中録(ハンジュンロク)』に記されているそうで、
孝章世子妃を亡くして深い悲しみにくれる英祖がムンという女官に出会って
一夜を共にして寵愛したことや、兄はソングクだということが書かれているとか。
英祖が新しい側室を寵愛しているとのニュースに、恵嬪の実家はちょっぴり不安。
でも恵嬪が二人目を懐妊したと知り喜んでいる矢先に、世孫が危篤に陥りました。
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