“英祖は和平翁主を思って無理に思悼世子(サドセジャ)を寵愛しているらしい”。
そんな噂を広めた女官ムンに和平翁主が「追放するわよ!拷問がいいの?」と
怒りまくって外にいる尚宮を鈴を鳴らして呼んだところで急に産気づきました。
どさくさにまぎれて翁主の部屋から出たムンは出産の結果を固唾をのんで待ち、
“早産だったため赤ちゃんはだめだったけど翁主は無事だった”と聞いて観念。
まさに首を吊ろうとしていたところで、和平翁主もあの世に召されたと知ります。
運よく生き延びたムンでしたが、大殿のミン尚宮の目の仇にされ、イビられ生活突入。
ムンの兄ソングクもミン大監(ミン尚宮の兄弟)の手下にボコボコにされた上、
目をつけていたポドゥル(妓生房のフレッシュな新人)も奪われてさんざんです。
娘を亡くした暎嬪イ氏は放心状態で、お勉強をしない世子のこともアウトオブ眼中。
英祖の落ち込みも激しく、政務にもヤル気が出ず、上書を見るのも嫌がっています。
しかも「通行禁止例」と「汚れた水を東宮殿と和協殿へ撒け」も復活したもよう。
そんな英祖のもとへ、陵行随駕(ヌンヘンスガ=陵墓参拝)の上書が届きました。
一度お墓参りのお供をしてみたいと世子が恵嬪父ホン・ボンハンに頼んだからです。
名簿の中に世子の名前を見つけた英祖は、ムカついてソッコーで筆で消します。
傷ついた世子はいきなり積木くずし状態になり宮殿内暴力をふるいはじめました。
ビンタされても怒らず、世子をなぐさめつづける恵嬪の良妻っぷりが描かれます。
その涙ぐましい努力の甲斐があってか、恵嬪が懐妊していると判明しました。
英祖の墓参り行列を見物する民の中に、刃物を隠し持った男装ハン尚宮がいました。
いつも行列に参加しない世子は「お体に不自由が?」とささやかれているとか。
ホン・ボンハンの弟イナンは、そばにいる怪しい男(ハン尚宮)に気づきました。
それを悟ったハン尚宮が宙をくるくる駆けて逃げますが、ワイヤーが丸見えです!
スポンサード リンク