野望を抱く淑媛ムン氏(英祖側室)が、将来への根回しや悪巧みを頑張り中。
懐妊した世子妃(恵嬪ホン氏)に女児誕生を期待しているような言葉をかけたり、
兄ソングクに「無知で正直な田舎者」を装わせて英祖のお気に入りにさせます。
そんな淑媛の動きに、世子妃実家のホン家は警戒をビシバシと強めています。
世子妃と思悼世子(サドセジャ)は相変わらず仲良し状態に描かれています。
『政院日記』を読みふけった世子は、あらためてハン尚宮のことを思い出し、
老論派が先王の景宗を脅して英祖が王になったという疑念に駆られました。
世子妃は亡き和平翁主に教えてもらった当時の事情を世子に説明してやり、
「辛壬士禍(シニムサファ)は見方によっては正義にも謀反にもなるのです」。
一応ナットクした世子が「今晩はここに泊まる♪手を握らせてくれ♪」と言うと、
「手だけですよ」と世子妃が答えますが、ホテルに入る前みたいで笑えます。
「殿下はお歳なのだから淑媛の部屋にひんぱんに連れて行くのはやめなさい!」。
大王大妃(仁元王后)が大殿のミン尚宮のふくらはぎにお仕置きしました。
今さら淑媛が息子でも産んだら王室に要らぬ混乱が起きると危惧しているのです。
淑媛は暎嬪イ氏の前でオエーッとつわりのフリをして「胃が悪いのです」と説明。
焦る暎嬪のようすを見て、部屋に戻るとハ尚宮と目に涙をためて大笑いします。
でもその少し後、本当に妊娠していたとわかり、淑嬪の顔が喜びで輝きます。
世子が夜遅くまで読書をしていると聞いた英祖がそっとようすを見に行きました。
部屋に明かりをつけて朝まで勉強しているのを確認して、大満足&上機嫌。
次の日には東宮殿を訪ねて世子をほめてやり、ふと世子の書物を確認します。
今後の政治に生かすために『政院日記』を読むこと自体は問題ないようですが、
先王の在位1年目(=英祖が世弟になった頃)の記録は超デリケートアイテム。
世子がその頃の記録を読んでいると知った英祖が途端に怒り出しました。
しかし世子が「辛壬士禍は正義です」と答えると、英祖はホッと安堵の表情。
世孫を亡くして悲しむ英祖の姿を見て心が痛んだと言われ、泣いて和解します。
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