冒頭でユ・ヒブンがキム・ゲシ尚宮の言葉を思い出すシーンがあるのですが・・・
ぼかし方の処理が不自然すぎてたまりません。湯気でも使ってるんでしょうか?
さてイ・イチョムを嫌うクォン・ピルに近づこうとしたユ・ヒブンですが、
イ・イチョムが信用できないからか?恥を知らないのか?と罵られちゃいました。
やがて光海君が折れ、科挙の合格者はイム・スギョンを含む13人となります。
光海君4年2月16日、壬子獄事(またの名をキム・ジクチェの乱)が起こります。
黄海道鳳山(ボンサン)郡守(クンス)シン・ユルがキム・ジェセを尋問したら
承文院博士キム・ジクチェの謀反を口にしたというこの事件は、乱世の始まりとか。
キム・ジクチェは父が戦で極刑になるのを平気で眺めていた陰湿な男だそうです。
謀反?ならば誰を擁立しようとしていたのか?とイ・イチョムが気色ばみ、
永昌大君を担ぐ可能性のある大妃父キム・ジェナム&定遠君を調査させます。
息子が疑われる立場にある大妃(仁穆王后)と仁嬪は身を震わせるのでした。
ユン・アンソン、チョン・ギョンセ、チョン・ホソ、チョン・ホソン、
チョン・ホジェ、チェ・ユヘ、キム・テジャ、チョン・ビョク・・・。
光海君がコントみたいに怒って審問した結果、大勢の名前が挙がりました。
そして中心人物は、ファン・ヒョクと晋陵(チンルン)君イ・テギョン。
晋陵君イ・テギョンとは宣祖の息子である順和(スンファ)君の養子で、
ファン・ヒョクは順和君の義父。元領議政ユ・ヨンギョンの残党に追われて
信川(シンチョン)にいたと説明が流れますがこのあたりはよくわかりません。
嘘だ!ホソは北方にいた!とクォン・ピルがこの結果を疑っていますが、
捕まったチョ・スリュンが「宮柳詩」を持っていたため、連行されました。
クォン・ピルと親交のあったカン・ホンリプがイ・イチョムにこう頼みます。
「クォン・ピルを救ってくれ。この事件は作り話だという噂もあるくらいだ」。
審問でキム・イルスンらが、刑罰でファン・ヒョク、チョ・スリュンらが死亡。
キム・ジクチェ、ファン・ボシンらは斬首。晋陵君やソン・サンインらは配流。
あんな無礼な詩を書くとは!賜薬だ!とクォン・ピルに激怒している光海君に、
若き士人に寛容な処置を・・・とイ・イチョムたちがお願いして配流が決定。
なんであいつをかばうのさ!最近冷たいじゃん!とユ・ヒブンが後で抗議すると、
出世したら色々言われるさ!細かいことは気にすんな!と笑い飛ばされました。
北方へ発つ日、友人と別れの酒を酌み交わすクォン・ピルはある詩に目を留め、
詩讖(シチャム=予言詩)かな・・・と話した通り、翌日亡くなったそうです。
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