男の子を生んでしまったと知った途端にカン・ドジュン夫人はショックで絶命。
医女チャン・インジュが必死に守ろうとした赤子に兵が剣を振り上げたそのとき、
恩人の息子を自分の娘とすり替えておいたペク・ソックが「その子は娘です」。
こうして彼の娘はカン家の娘となり、奴婢として楊州の役所へ送られました。
男児の名は、実父が生前に考えたクァンヒョン(光炫=世を照らす光となれ)に。
医女チャン・インジュは友人イ・ミョンファンを責め、内医院から去るのでした。
12年後、ペク・クァンヒョンは立派なやんちゃ男子に育っていました。
クァンヒョンの夢は「都へ行くこと」ですが、父ペク・ソック@逃亡者は大反対。
千字文を学んだら医術を学べ!と田舎の島で厳しく勉学を教えようとしています。
でもペク・ソックの手配書が島に届き(役人の裨将は以前の恩で見逃してくれ)、
今度は“人も住まない豆粒みたいな”ソジ島へ引っ越すことになっちゃいました。
クァンヒョンは父の身分証を持ち出し、千字文の師匠オ・ジャンバクと船で都へ。
憧れのノビアニを食べて夢心地なのも束の間、子供のスリ団に荷物を盗られます。
そのうちの一人は、見るからに可愛い女の子なのに男装しているヨンダルでした。
内医院では、医術も人徳も備えた判官イ・ミョンファンが尊敬を集めていました。
未来の首医と噂され、孝宗(仁祖の次男で昭顕世子の弟)の御医を務めています。
その孝宗から12年前の兄(世子)の死について再調査すると聞いて、大焦り。
あの事件の真実を知るペク・ソックの行方がここへきて大きな関心事になります。
イ・ミョンファンは義禁府同知事(トントサ)チョン・ソンジョの取調べを受け、
町医者イ・ヒョンイクは昔の『治療日誌』を提出してイ・ミョンファンを告発。
でも世子を最後に治療したイ・ミョンファンをチョン・ソンジョは追及しません。
イ・ミョンファンは「12歳の子を探せ」と使用人カン・ジョンドゥに命じました。
荷物を返せ!とクァンヒョンがヨンダルに迫るも、ならず者に奪われた後でした。
そこで二人でアジトへ行くと、男(イ・ヒョンイク)が捕えられていてびっくり!
イ・ミョンファンは12年前の方法で彼に鍼を打って麻痺させ、川へ捨てさせます。
その瞬間、ヨンダルが悲鳴(←とてもわざとらしかった!)を上げてしまいます。
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