第18話 恵嬪の悲劇
手紙を読めないスヤン大君夫人ユン氏(後の貞熹王后)は朝まで待って夫に渡し、
泊めてやったソンイを駕籠に乗せて宮殿まで運んだ後で大殿を訪ねました。
端宗がそばにいる恵嬪のことを「祖母上」と呼んでいたのですかさずつっかかり、
は?祖母上って誰のことですか?宮殿に大王大妃様はいません!とバッサリ。
後で何気なく恵嬪をかばった大殿ホン尚宮のことも叱りつけました。怖いです。
恵嬪は私の乳母で母親も同然!大王大妃だ!と王の威厳を示す端宗でしたが、
正室ではないので大王大妃にはなれませんと都承旨シン・スクチュが否定します。
産後の療養を終えたハン・ジョン(後のインス大妃)がスヤン家に戻りました。
いつもは厳しい姑ユン氏も顔をほころばせて男の内孫誕生を喜んでくれます。
ユン氏は内官チョン・ギュンからの手紙(2通目?)をジョンに読んでもらい、
オム・ジャチと組んで恵嬪が大王大妃になるとか!と家族のティータイムで報告。
側室なんだから浄業院(チョンオボン)に送りましょ♪とジョンが提案します。
子を抱くジョンに母性を垣間見た桃源(トウォン)君は激しく落胆するのでした。
スヤン大君がキム・ジョンソの残党を次々に処分し、集賢殿が反感を募らせる中、
ホン・ユンソンが内官オム・ジャチをボッコボコにするという狼藉を働きました。
そこで右副承旨ハン・ミョンフェが何度もスヤン大君の名を出して端宗を脅迫。
「不正を調査しようとしたら抵抗されました。オム・ジャチは罷免・謹慎にして
後任の尚膳にはチョン・ギュンがいいでしょう。すべてスヤン大君の意向です」。
チョン・ギュンがスヤン大君に挨拶に行くと、横でジョンが内侍のリストラ命令。
スヤン大君とジョンが結婚したほうがお似合い♪な仲良しこよしな二人ですね。
そして今回は内官のブツ検査シーンがありますので、内侍好きの方は必見ですよ。
オムの次は恵嬪ですね♪とスヤン大君の横でハン・ミョンフェとジョンが悪巧み。
「恵嬪には息子がいます。側室の息子が王の叔父をかたるなど言語道断ですわ。
殿下に近い関係というなら先王(文宗)の側室の淑嬪(スクピン)がいます」。
さっそく恵嬪息子の漢南(ハンナム)君と永豊(ヨンプン)君が捕らえられ、
宮殿を出れば事態は収拾しますよ・・・とパク尚宮が恵嬪にささやくのでした。
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