チョ・グァンジョの賜死に反対する宗親(王の親族)たちの座り込みは夜も続き、
パルングン(巴陵君)大監が中宗に拝謁して訴えても強く拒絶されました。
敬嬪の指示に従い、シム・ジョン(華川君)は宗親たちを捕らえて投獄させます。
判義禁府使ごときが独断で宗親を捕獲?と大妃(貞顕王后)と中宗が怒ると、
忠誠心からしたことだと臣下たちは主張してパルングンの処分を求めます。
なんと中宗はそれを聞き入れ、宗親を扇動した罪でパルングンを島流しに!
パルングンはメヒャン母が差し出した別れの酒を飲み、済州島へと運ばれました。
禁府都事が流刑地ヌンジュに近づき、いよいよ最期だとタンチュ僧侶たちが落胆。
純粋なチョ・グァンジョだけが「いい知らせにちがいない♪」と喜んでいますが、
官服に着替えてワクワクして王命を待つ彼に言い渡されたのは「賜死」でした。
それでもチョ・グァンジョは「殿下はお元気か?」と愛する中宗を気にかけ、
現在の領議政がキム・ジョンで左議政がナム・ゴンと知ると、事情を理解します。
そして、自分の遺体を運ぶキルサンのために「棺には薄い木を使え」と言い残し、
賜薬を立派に飲み干して絶命します。このときチョ・グァンジョは38歳でした。
これを手始めに、士林派やチョを擁護した宗親までもが徹底的に粛清されます。
中宗14年(1519年)の「己卯士禍(キミョサファ)」と呼ばれる出来事でした。
これで安泰だ!と喜ぶシム・ジョンでしたが、ナンジョンを操りたい敬嬪は
都摠管(トチョングァン)大監チョン・ユンギョムの追放も指示しました。
ナム・ゴンは「チョの護衛(キルサン)を連れて来い!」と商人ペクに命じます。
中宗付きキム尚宮が今も敬嬪殿に出入りしていますとオム尚宮&オ尚宮が報告。
“月のもの”がないから妊娠しているのでは?とついでにオム尚宮がつっこむと、
実家にいるときにも不規則だったことがある・・・と王妃(文定王后)は答え、
二人のことを信じているから口を閉ざしておくように・・・と命じました。
その後、中宮殿でヤン御医が診脈していますが、簾の向こうにいるのはオム尚宮♪
王妃が体調不良なのは神経を使って疲れているせいだとヤン御医は診断します。
ヤン御医を呼び診察結果を聞いた敬嬪が「騙されていた!」と怒り狂ってますよ~
ナンジョンの結婚を知らせようとチョン家に向かっていたナンジョン母は、
禁府に連行されるチョン・ユンギョムを目撃。ナンジョンは敬嬪殿へ向かいます。
スポンサード リンク
>メヒャン母は、都から出て行くパルングンのカゴを追い
ここ、ちょっと切なかったです・・・。
実はナンジョン養父と実父のお顔の区別がなかなかつかな
いぼんくらの私(涙)、えっとこのひとは王族のほうね、なんて
思いながら見ていたら、とんだ大事に。メヒャン母の演技が
結構それっぽくて真剣に見ちゃいましたー。
あの年で、とか、恥ずかしさも捨てて、ってところに萌えた(?)
>王妃は、実家にいるときから不規則だったと答えます
このとき、あーリアルだなって思いました。
昔から生理不順の女性はいたでしょうしね・・。
生理台帳をつけられる女官たちだそうですが、王妃様は
不順かあ。これも誰か(側近の尚書さま?)がちゃんと把握
して管理してそうですね。御典医の仕事でも有るかな。
>自分が死んだら棺は薄い木を使ってくれと言い残し
グアンジョの死は「えっ!もう死ぬ?」と驚きつつ、ちょっと
泣けました。あと雨の中ってのが切ないですね!
また血が口の下にいってぶっ倒れるのではなく、倒れた
後に全部右横に流れていったのが新鮮でした。。
大体、雨でびしょびしょだし。せめてテントの下とか(涙)。
>簾の向こうで脈をとられているのは、なんとオム尚宮!
これは逆に笑いましたね!絶対狙ってますよね!
オム尚書の表情が険しそうなほど、こっちは笑えましたよ。
この回はあんまりナンジョン目立ちませんでしたね。