ファンジニ第15話「渡し舟」
ミョンウォル(チニ)がにやりと笑って去って行くのを見て、焦ったピョクケスは落馬。
届いた詩を見た瞬間から演出を見抜いていたミョンウォルが、彼をあざ笑います。
なぜならピョクケスはキム・ジョンハンの詩を盗んで使っていたのです。
ヒョングムが彼に色々と教えたのは、ミョンウォルをあきらめさせるためでした。
今夜キム・ジョンハンが松都から出発すると知り、ミョンウォルが船着場へ急ぎます。
ピョクケスの手先に邪魔され、護衛役ムミョンの助けで何とか辿り着くも舟は出た後。
しかしキム・ジョンハンは岸にミョンウォルがいるのに気づき、戻ってきました。
詩を返すミョンウォルを、ぎゅっと抱きしめるキム・ジョンハン・・・。
私は愛を望まないけど務めを果たしてほしいとミョンウォルは言います。
ミョンウォルを狙う荒くれ者を雇ったピョクケスに文句を言うペンム行首。
キム・ジョンハンの出発をミョンウォルに教えたソン長官のことも責めます。
ソン長官とペンムはかつて恋仲だったとか。そしてどうやらタンシムが妊娠してます!
都では、女楽の行首メヒャンがミョンウォルのことを誉めていました。
策略ばかりだったメヒャンに、眠っていた芸への情熱が再びもたげてきたのです。
一生かかってもお前は勝てないと言われ、プヨンはますます嫉妬に燃えてます♪
キム・ジョンハンが民と一緒に歌い踊る姿を見たミョンウォルは
ウノが生きていたらきっとあんなふうだっただろうとトクパルに話しています。
キム・ジョンハンとますますイイ感じになってきているミョンウォルですが、
女としての幸せを与えたいと言われると、妓夫(ぎふ)を持ちたいと申し出ました。
妓夫とは妓生の世話人で、実質は夫のような存在。身分の低い男がなるそうです。
妓夫に選ばれた護衛ムミョンは、実は権力を愚弄するキム・シスクの詩を詠む男。
世間を追われる身となったので隠していましたが、学識を備えているため、
それじゃあミョンウォルの夫にちょうどよいだろうということになったのです。
気に入らない相手なら妓夫にはしないとキム・ジョンハンに言うミョンウォル。
教坊へ駆けつけてきた彼に見せつけるようにムミョンと口付けを交わすのでした。
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