チャンヒビン第3話「名もない出会い」
大妃は福善君の首を切れと粛宗に迫りますが粛宗にはそのつもりはありません。
ところが福善君側だった大王大妃があえて処刑をすすめ粛宗の気持ちが動きます。
粛宗は福善君とすごした幼い頃を思い出し、拷問場で独対。
福善君は、民の心を読んで聖君におなりくださいと言うのでした。
謀反に関わった南人側の人物が大量に処刑されることになりました。
オクチョン伯父のチャン・ヒョンも処刑を見に来たオクチョンらにうなずき返した後
潔く首を切られます。これを機に、オクチョンたちの立場も暮らしも一変します。
粛宗は朝廷を一新。臣下たちは切った指から血を出して忠誠を誓います。
領議政キム・スハン、オクチョン母の愛人チョ・サソク、大妃兄キム・ソクチュ、
キム・イクフン、キム・マンジュンなど、集合した臣下の面々は早速言い争ってます。
西人の代表格者であるソン・シヨルは、
中殿を迎えてくださいと粛宗に言いますが、その前に飢えをなくしたいと粛宗。
「時代の中心には民がいる」という福善君の遺言を心に刻んでいるのです。
女官になりたいと言い出たオクチョンを母は怒ります。
針仕事をして妾になるのもいや、博打ばかりする兄もいやだとオクチョン。
兄のヒジェは、こんな暮らしよりましだとオクチョンが女官になるのに賛成します。
大王大妃は、崇善君夫人の申氏(東平君の母でたぶんチョ・サソクの妹?)に、
新しい中殿を大妃の思い通りにはさせない、いい閨秀をみつけておけと命じます。
崇善君とは仁祖の息子です。申氏はチャングムの大妃さまが演じています。
ある大監が6年ぶりに配所から戻ることになり、その家は喜びに沸き立っています。
ここで、後の仁顕王后(インヒョン王后)となる、ミン・ユジュンの娘の登場です。
気くばりができる賢くてやさしい娘ですが、この人は西人派の中心となり、
後に廃位と復位を繰り返す波乱万丈の運命を辿るそうです。
ある夜、粛宗は変装して街に巡察に出かけます。
兄の友達にからまれて追われていたオクチョンは粛宗ご一行さまに助けられます。
失礼ですが、お名前を・・・と尋ねるオクチョンに
粛宗はうっすらと微笑みを浮かべ何も答えず去って行くのでした。
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