チャンヒビン第96話「ヒジェの手紙」
さて今日は嬪宮が姑である禧嬪チャン氏(オクチョン)に食事を差し入れます。
先日からパク尚宮が嬪宮に付き従ってますが、嬪宮付きの尚宮はいないのかな?
禧嬪は置かれた早々に膳をふっとばし、なぜ王世子はこないのか?と凄み、
来なければ食事を断って死んでやる!と脅しました。
ミン・ジヌとチョ・テチェ(共に西人老論派)は禧嬪を裁けとナム・グマンに抗議。
100年後の国家の将来を考えているナム・グマンは、それを退けます。
一方粛宗は、王世子の生母である禧嬪の立場を考え、刑をためらっていました。
ヒジェ(禧嬪兄)はミン・オンリャン(南人派)の家を訪問して、
南人派を集めて謀反を起こす相談まで始めました。
ところが中軍パク(済州島の役人)が裏切り、ヒジェを逃亡者として通報。
ミン・オンリャンらとともに逮捕されたヒジェは、牢で妻スクチョンと再会し、
追ってスンミョン(いとこ)も収監されます。
ナム・グマンがチャン兄妹をかばい続ける中、
ヒジェが禧嬪らに送った悪事を企む手紙が発見され、禧嬪らはいよいよ窮地に。
その頃チュンテクは、遠くを見つめながらさわやかに立っていました。
自分がやってきたことが実を結びそうだが果たして価値があったことなのか、
復位を望んだ仲間が重罪に処されたことが申し訳ないと淑嬪チェ氏父に語ります。
ナム・グマンなど重臣たちによるヒジェの尋問が始まりました。
知性もたしなみも皆無なふてぶてしい態度のヒジェ。
話にならんわ!てな感じで尋問はすぐに打ち切られます。
粛宗がついにクォン尚宮・ソリャン・スクチョンの処刑を決断しました。
最後までじたばたせず軍器寺(クンギシ)で静かに処刑を待つ3人が立派でした・・・
パク氏(嬪宮母)が就善堂を訪ねると泣いて喜ぶ禧嬪でしたが、
自分は濡れ衣を着せられていると抜かすその性格は全く変わっていないようです。
ですが、クォン尚宮らが処刑されたと聞くと、恐怖に震えてパク氏にすがりつき、
粛宗から愛された日々を思い出すのでした。
いよいよ粛宗が禧嬪への刑を決定します。それは、“死刑に処すべきだが、
王世子の母后で一時は国母だったことを考え、自害させる”というものでした。
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>禧嬪は置かれた早々に膳をふっとばし
>分は濡れ衣を着せられていると抜かすその性格
往生際の悪さが終盤の見所ですよね。ほかの仲間(?)
に比べ、オクチョン・ヒジェ兄妹のしぶとさに感服です。
でも、冤罪だって言い張るヒビンすごすぎ・・
>100年後の国家の将来を考えているナム・グマンは
>ナム・グマンがチャン兄妹をかばい続ける中、
このへんちゃんと見てなかったんですが、グマン、そう
考えてたんですが。苦労人・・。
>知性もたしなみも皆無なふてぶてしい態度のヒジェ。
>話にならんわ!てな感じで尋問はすぐに打ち切られます。
ここはおっそろしいシーンなわりに、笑っちゃいました。
さすがヒジェ、荘烈王后も卒倒させたくらいだから、一筋縄で
はいきませんね(笑)。
>粛宗がついにクォン尚宮・ソリャン・スクチョンの処刑を
ここは切なかったです・・。
ソリャン、若いのに。クォン尚書もいなくなるの寂しい。30年間
が!スクチョンはいわずもがな、かっこよかったから、最後まで
見たいと思ったものです。
にしても世子、世子賓、パク氏の苦労がしのばれます(涙)。