チャンヒビン第95話「対立する老論(ノロン)派と少論(ソロン)派」
男の大事な部分を禧嬪から掴まれて失神した王世子は、高熱で寝込みます。
王世子まで害そうとするのか!とますます怒り心頭の粛宗。
やがて目を覚ました王世子は、看病していた淑嬪チェ氏に母の救命を頼み、
チェ氏は禧嬪が王妃を呪ったことを教えました。
長らく病欠していた大司憲キム・チャンジプが朝廷に復帰しました。
彼の主張は、禧嬪の処刑と王世子の廃位。ナム・グマンと意見が食い違います。
キム・チャンジプはかつてのパク・セチェのように率直に意見を述べる性格で
後に老論派の四大重臣として敬われるそうです。
粛宗から知義禁府事(チイグムブサ)に任じられたキム・チャンジプは、
まずは東平君から処分すべきだと直言しました。
すると東平君の母(崇善君夫人)が、息子の死刑を見たくないと自害!
王室のためと言いながら禧嬪にすがって権力に媚びているように見えると
息子を評する生前の崇善君夫人を、東平君の妻パク氏は思い出すのでした。
クォン尚宮、ソリャン、マンネ、スクチョンの4人は仲良く(?)収監中♪
マンネ一人だけがじたばたと悪あがきをして、うるさく叫びまくっています。
牢獄で“道具のいらないマンネの3分間呪いんぐ♪”とかできないのかな?
禧嬪の罪を論じるキム・チャンジプをナム・グマンは遮り、
供述書に禧嬪の差し金だとは書いてないとあくまでもかばい続けます。
二人と粛宗の話し合いの末、マンネが軍器寺で処刑されました。
巫女を消したいわけじゃない!と、キム・チュンテクはキム・チャンジプに抗議。
不満なら科挙に合格してお前が官吏になれと、もっともなことを言い返されます。
しかし同じ不満をミン・ジヌ(亡き王妃兄)ら全員が抱えていたようです。
チェ氏付きのパク尚宮が王世子の使いで軟禁中の禧嬪に食事を届けると、
東平君の処刑やマンネの打ち首を知って気弱になった禧嬪は
パク尚宮に話し相手になってくれとまで言い出しました。
そしてクォン尚宮らの無事を知り涙を流し、ナム・グマンを呼んでくれと頼みます。
これまで事件を内々に論じてきた粛宗が、臣下たちと公に議論することにしました。
チャン・ヒジェの余罪を追及して極刑に!そして禧嬪も死刑に!と望む臣下たち。
そんな中、王世子を思うナム・グマンだけはいつもの通り反対します。
禧嬪らの処刑に持ち込めないミン・ジヌとチョ・テチェを、チュンテクはまた責めます。
ヒジェと中軍パク(済州島役人)が、都へ到着しました。
遠い地で浦島太郎状態だった二人は、禧嬪の窮状を知ってびっくり。
牧使との事前打合せ通り、ヒジェを逃亡者として告発しようかと迷う中軍でした。
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>すると東平君の母が、息子の死刑を見たくないと自害!
>禧嬪にすがって権力に媚びているように見えると
>息子を評する生前の崇善君夫人を、東平君の妻パク氏は
ここは結構ショックでした!
崇善君夫人、穏健派というか風見鶏的にも感じていたのが、
さすがの根性を見せてもらったという感じです。ちょっと悲し
かったかな・・。夫に続き、息子までああなっては、浮かばれ
ませんね。
話は変わりますが、崇善君夫人の自害、そのもののシーンは
ありましたか?DVD。私の見たCS録画では遺体に布がかけ
られているシーンしかなく、その死はパク氏や使用人から語
られるだけでした。それと、パク氏の重要な役割はここだった
かな、と想いました^^
>牢獄で“道具のいらないマンネの3分間呪いんぐ♪”
マンネうるさかったですねー。
やっぱり単にイっちゃってる人なんでしょうか・・。
この女優さん、ほかの劇でも見た覚えがあるのですが、
そのときは普通だったからあまりのギャップに驚きです。
>不満なら科挙に合格してお前が官吏になれと
余談ですが、韓国時代劇で「科挙のシーン」が少ないな
と想っていたので、ここでその話が出てきておっ!と思い
ました。話にはよく出てきますが、科挙の試験会場とか
あまり出てこなくないですか?
というのも中国時代劇だとよく科挙受験会場のシーンが
あるんですよ。何が違うのかなーって(笑)。
>パク尚宮に話し相手になってくれとまで言い出しました。
ヒビン相当弱気になってますね。パク尚書の表情も微妙だ
った記憶があります。チェ氏はいよいよ勝利の時ですが、
ヒビンは・・。こんなにラストで盛り上がったドラマはほかには
見たことが無かったので(「女人天下」はまだ途中)、最後
ハラハラしたなあーと思い出します!
「恨ものがたり」の仁顕王后伝、読み始めましたが、古典ふう
で(当然)読みにくいですー!一文が長すぎて主語がわから
なくなります。読み終わるかなこれ(汗)。