チャンヒビン第8話「一人の夜」
王妃との初夜でもきっと粛宗はここにくると、オクチョンは待ちます。
粛宗は王妃に、想う人がいる、申し訳ないと告白。
打ち明けてくれてうれしいと王妃は言い、
今すぐ会いに行くと目立つので夜が更けてから行って下さいと気遣います。
部屋に来た粛宗に、今日はお迎えできないと言ったり、涙を流したり、
牒紙(側室に命じる紙)もいらないから毎晩そばにいてとお願いしたり、
変幻自在の“野生の馬”オクチョンに粛はメロメロです!
粛宗が初夜をほったらかして女官の部屋に行ったことは大ニュースになります。
大王大妃は、あまり目立っては追い出されると心配し、
正室に失礼なことはしないのがよい妾だと言い聞かせました。
大妃はもちろん大激怒。便殿へ行き粛宗に抗議。
その怒りはオクチョンへも向けられ始めます。
王妃の父ミン・ユジュンは娘のもとを訪れます。
殿下がおやさしいからと答えるけなげな娘に、
宮殿にも春がおとずれると言外に励ますのでした。
せっかく王妃を送り込んだのにこれは大変!と西人派の臣下たちは打ち合わせ。
西人派の中心格ソン・ソヨルは、戸布法を認めるしかないと決意。
そして中宮殿へ心をむけさせ、士大夫の反乱は粛宗に収めてもらおうと言います。
粛宗はそんな臣下の狙いを読み取り、寝殿に口を出すなと牽制しました。
粛宗に仕える内命婦が中殿に挨拶する朝会という儀式に
正式な牒紙をもらっていないオクチョンは出席できません。
儀式のあとでオクチョンは中宮殿を訪問しますが、
王妃はハン尚宮の助言により追い返しました。
オクチョンはそれでも帰らず夜になっても中宮殿の前で凍えています。
そのことは中宮殿を訪れた大妃の知るところとなり、
大妃はオクチョンを叱り、尚宮たちが力づくで追い返しました。
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