チャンヒビン第64話「再び政権交代」
ヒジェ(王妃チャン氏兄)が王命で捕らえられました。
粛宗は、先日捕らえられたのが“一方の人間”のみだったと備忘記で非難。
同時に宰相をすげ替え、ナム・グマン(西人少論派)を領議政に、
パク・セチェ(西人少論派)を左議政、ユン・ジワン(西人少論派)を右犠政に。
要職を握っていた南人派の面々は投獄や追放されて失脚します。
6年ぶりのこの政権交代は甲戌換局(カプスルファングク)と呼ばれるそうです。
けれども粛宗は廃妃を復位させようと考えていたわけではないようで
復位を訴えて宮殿乱入を計画していた西人派の若者たちには厳罰を下します。
捕まったヒジェを助けてもらおうと王妃母が崇善君夫人を訪ねると
淑安公主が来ていて嫌味たっぷりの小言をぶつけられました。(淑安嫌い~!)
スクチョン(ヒジェ妻)が東平君(昔の男!)にすがってもけんもほろろな対応。
あまりの冷たさにスクチョンはわなわなと震えています。
今回は7歳になった王世子(王妃息子のギュン・後の景宗)が登場します。
この子を使って粛宗の愛を取り戻そうとするんでしょうかね。
粛宗はチェ宦官を廃妃ミン氏の実家に差し向け、暮らしぶりを探らせます。
侍女もいない蚊とダニに苦しむ古い家屋で廃妃が病に伏せっていると知り
廃妃と過ごした楽しかった日々を思い出す勝手な粛宗。
もし復位させたら今の王妃はどうしたらいい?と東平君に尋ねます。
世継ぎの母である王妃チャン氏を退かせるべきでないと東平君は主張。
王妃が側室の頃から世子は世継ぎだったと粛宗は言い返し、考え込んでいます。
ヒジェが助かるためには毒薬事件の真実を自白することだと王妃を諭す東平君。
おまけに廃妃復位の可能性まで持ち出して、王妃を激怒させます。
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王妃母のユン・イレとスガン公主のシーンはいらっとしましたね(笑)お説教だけでなく声がデッカいのがさらに!お顔も存在感があるし…(好きな女優さんですが)。
ヒジェ、意外に出来るかと思ったらヤッパリ権謀術数には向かないんですかね(笑)ヒジェが指揮をとる時点で人選ミスな気がするし、その指揮官が選ぶ実行犯ではいわずもがな。
東平君の苦悩をハラハラしながらみつつ(チャン兄弟ピンチは気にはなりますがなぜかハラハラはしませんーむしろ楽しみ?)
あとスクチョンの演技がかっこよかったなあ~始めのすましたキーセン姿も良かったけどこのへんチャン王妃実家でがんがんやる気を見せ激情をあらわにする姿はみていて面白いです。しかし東平君は受け入れないまでももっと優しく対応するのかと思ったのに(甘いかな?スクチョンいまは陰謀に積極的ですからね…)。
また前回から気が変わったのか粛宗!という感じです。換局した時はその気を見せなかったのになんだかよくわからない困り顔で前王妃復位を検討しだしましたね。なんか粛宗回想シーンだと廃位の経緯が美化されている気がして、見ながら「あんたが選んだ道じゃん!」と突っ込んでしまいます。粛宗の東平君への信頼もなぜかよくわからないし。東平君がそんなに頼もしく見えるのか…始は利用するだけなのかと思ったら結構まじで信頼してるように見えます!
王様の意図に翻弄されてますー