第36話「クルミの実」
父だけでなく兄も処刑され、母は官婢にされてしまった大妃(宣祖の王妃)。
挨拶にきた王妃(光海君夫人ユ氏)を叱りつけて二人は決裂します。
ケトン(キム尚宮)への光海君の寵愛はますます深まる一方で、
俺の子を身ごもってみないか♪などとラブラブでささやいています。
ケトンは今いくつだと思っているのです?と問うケトン。
ヤンファダンは40歳でも懐妊したと光海君は言い返しながらも、
ケトンが懐妊しないのは争いの火種を作りたくないからだと知っていました。
朝廷では、永昌大君や大妃への処分を求める強硬派(イ・イチョムら)と
キム・ジェナム(大妃父)の処分でコトをおさめようという臣下たちが対立。
処分を求めるなら犬でもできる!実行しろ!とケトンはユ・ヒブンを責めます。
ある日、ケトンが胡桃を取りに芙蓉亭に行くと、大妃とばったり。
光海君のことを息子と言ったり夫と言ったり屁理屈をこね
大妃をわなわなと怒らせて平然としているケトンでした。
イ・イチョムはケトンから送られてきた1個の胡桃をチョン・イノンに見せます。
それは、殻(大妃父)だけ割って中身(大君)を放置することへの批判でした。
結局、保守派の重鎮イ・ハンボクとイ・ドキョンが追放されてしまいます。
大妃は報恩の意を表すために髪を切り、王妃に懇願の手紙を送りました。
感動している王妃に、髪を切るのは呪詛だと言い放つケトン。
永昌大君は江華島(カンファド)へ避接(この場合は流刑や幽閉に等しい)され、
それを知ったイ・ドキョンは食事を絶ち亡くなります。
光海5年、先王宣祖の側室ヤンファダン(仁嬪金氏・インビン)が息を引き取ります。
享年59歳。王の器だとうわさされるのだけは避けろ、
愚かで無能に見えるように育てろと息子や孫たちに言い残しての他界でした。
江華島に送られた永昌大君が厚待遇されていると知ったイ・イチョムは
担当の役人である留守(ユス)を差し替えました。
食事もろくに与えられず、小屋を燃やされる、かわいそうな大君でした・・・。
スポンサード リンク
>俺の子を身ごもってみないか♪などとラブラブで
このへんの蜜月ぶりはすごかったですね(笑)
それまでの悲恋から一転、浮かれ具合のギャップにうけ
ました。本人たちは真剣なのに、ギャラリーって残酷(?)
白唐衣を送るあたりも、それほど気持ちをあらわしたくて
仕方がないのですね。切ないのもまだちょっとあるかな。
>光海君のことを息子と言ったり夫と言ったり屁理屈をこね
>大妃をわなわなと怒らせて平然としているケトンでした。
上記の様子でケトンが光海君とのことだけ控えめなら純愛
ラブストーリーって感じですが(爆)、このへんはケトン強くて
好きです。何がわるいさ!みたいな開き直りが清清しい・・
>光海5年、先王宣祖の側室ヤンファダンが息を引き取ります。
>小屋を燃やされる、かわいそうな大君でした・・・。
ヤンファダンがあんな地味に(?)死んでしまうのが悲しかった
です!最後まで意地悪ばあさんでいてほしかった・・そして大君
の殺害が同じ回で、残虐な手口なため見ながらちょっと怖かっ
た。二人も主要人物が死んだ上、焼殺ですからね・・。芋二個
ってのも泣かせました!