韓国ドラマ「王の女」人物相関図をまとめていこうと思います。
このドラマはあまり登場人物が多くないので
「その1」としましたが何度続くかは不明です・・・。
まずは王と妃嬪、そして王子たちの関係図をまとめてみました。
ほんとは他にもっと側室もいたし王子もいましたが、
あくまでも「王と女」ドラマ中で登場してきた人物を取り上げています。
宣祖(ソンジョ)李氏朝鮮第14代国王。
「女人天下」に出てきた中宗の側室・昌嬪安氏の息子・徳興君の三男。
父親の徳興君は王ではありません。
中宗の王妃から生まれた二人の王子が即位した後
世継ぎが途絶えてしまって傍系の宣祖が王になりました。
倭寇やら飢饉やらで大変な世の中を治めなければならなかったようです。
ドラマでは最初の頃は側室ヤンファダンとラブラブで、
そのうちケトンにイッヒッヒ♪となり、最後は32歳年下の若い王妃のトリコに。
あまりカッコよくは描かれていません。
また、“むら気”だったと伝えられているそうです。
懿仁(ウィイン)王后朴氏宣祖の第一王妃。子供がないまま亡くなりました。
ドラマでは宣祖に愛されない寂しい王妃として登場し
宮殿の中の芙蓉池で心をなぐさめていました。
寵愛を受ける側室ヤンファダン(仁嬪)に対抗させようと
ケトンを宣祖のお手つきにしようと企んだ人でもあります。
自分の子はいませんが幼い頃に実母をなくした光海君を可愛がり
光海君を世子にと推していたそうです。
仁穆(インモク)王后金氏宣祖の第二王妃(継妃)。父親のキム・ジェナムは「宮廷女官キム尚宮」では
領議政キム・ジョンのひ孫だという設定でした。
ということは「女人天下」希楽堂大監の家門なのでしょうか。
当時としては嫁き遅れでしたが宣祖にとっては32歳年下の若い王妃♪
嫡流の子(正室の子)がいない宣祖は子作りを頑張ったのでしょう、
結婚すぐに娘と王子を産みます。その王子が永昌大君です。
宣祖は次の王にしたかったようですが宣祖が急逝し世子だった光海君が王に。
そのため永昌大君は殺され、この王妃は廃位されて「西宮」と呼ばれました。
「王の女」と同じ時代を描いた「宮廷女官キム尚宮」の原題「西宮」は
実はこの王妃のことを指しています。
西宮で長い幽閉生活を送った後、仁祖反正により自由の身になり、復位。
謀反の疑いで処刑された父の名誉も取り戻し、官婢となっていた母も復位します。
恭嬪(コンビン)金氏高潔な学者キム・ヒチョルの娘。第一側室で、臨海君と光海君の母親。
早くに亡くなっており、「王の女」「宮廷女官キム尚宮」にも出てきません。
仁嬪(インビン)金氏このドラマでは住まう殿閣の名前ヤンファダン(養和堂)と呼ばれています。
(関連記事は
こちら)
宣祖の寵愛を長年ひとりじめしてきた側室。
どれくらい寵愛されたかというと、お子が9人もいたほど!最後の懐妊は40歳。
現代なら間違いなく密着取材で特番決定ですよ~
もちろん王子もバンバン産んでおり世子の座を虎視眈々と狙っていましたが
最初の王子はすぐに亡くなり、宣祖お気に入りだった信城君も病死。
世子の座を光海君に奪われたまま取り戻すことはできませんでした。
ドラマ序盤では一番目の王妃とガンガンに張り合った後、
第二王妃には保身のために追従します。
宣祖が亡くなると宮殿を出て息子・定遠君の家で晩年を過ごします。
ドラマではいいおばあちゃんになったように描かれていましたが、
本当は策略陰謀を企んでいたに違いないと睨んでます!
その甲斐あったのかどうかわかりませんが、
定遠君の長男・綾陽君が光海君を王の座から引きずりおろし
次の王・仁祖(インジョ)になりました。よかったねヤンファダン!
ケトン(キム尚宮)このドラマのヒロイン。光海君に恋をしていたのに
その父・宣祖のお手つきとなってしまう悲しい運命を受け入れます。
身分が低くても側室の位になれないこともないと思うのですが
子供を生んでないですし色々と事情もあったのか(ドラマでは後宮軍団が大反対)
特別尚宮という地位を与えられていたようです。
光海君の兄・臨海君や第二王妃が産んだ永昌大君など
光海君の座を脅かす一派を蹴落とすために奔走。
無事光海君が王になってからは光海君のお相手として寵愛を受けます。
クーデター(仁祖反正)により光海君が廃位されると処刑されました。
王子たちのまとめは次回へ続きます!
>また、“むら気”だったと伝えられているそうです
実は「ここまで王様をダメダメに描いていいのか・・」と思って
いたのですが、面白くてよかったです(笑)。むら気でエッチで
短気な下町のおとっつあんって感じでしたかね・・・
政治の話があんまり出てこなかった気も・・(話題はいつも
世子と子作り)。
>ということは「女人天下」希楽堂大監の家門なのでしょうか。
>嫁き遅れでしたが宣祖にとっては32歳年下の若い王妃♪
仁祖と荘烈王后がうまくいかなかったのと対照的ですよね。
相性は大事ってことでしょうか。個人的に、彼女がいき送れ
た事情も知りたいものです・・。それから女人天下につなが
る系譜だったのですか!面白い!
「張禧嬪」の世子嬪は、「大王世宗」の王妃の子孫でちょっと
感動した覚えが・・^^
>次の王・仁祖になりました。よかったねヤンファダン
>現代なら間違いなく密着取材で特番決定ですよ~
ほんとですね!仁祖の評判がダークなのが気になるけど、
王様になっちゃえばこっちのもの!
仁粹大妃の書いた「徳訓」(婦徳書)も面白そうだけど、
ぜひヤンファダンに「王の寵愛を集めぽこぽこ子供を
生む秘訣」など執筆してほしかったものです。ハングル
でいいから!それtともそれが秘伝書になってるのかな
あ・・・。
この間見た映画で粛宗と張禧嬪が出てきて、仁穆王后
が女性×位で必死に「私もお子を授からせてください!」
と激しいベットーシーンを演じるところがあり、驚愕しまし
た!それを女官が覗き見しむらむらする・・というシーンで
映画館で見なくてよかったと思いました(恥ずかしい・・)