チャンヒビン第88話「短い生涯」
踊って鈴を振り鳴らすマンネの呪いは絶好調♪らしく、王妃の病状が悪化します。
チョ・テチェが大司諫(テサガン)、ミン・ジヌが戸曹参判(ホジョチャムバン)に。
粛宗は人事改革をして飢饉の民を救うことで、王妃の病状快復を願います。
そして、王妃の誕生日に王妃の親族を呼んで盛大に祝いました。
昔は誕生日の贈り物を禁じたくせにね~
呪いをやめてください!という淑嬪チェ氏に、禧嬪チャン氏(オクチョン)は激怒。
王妃の看病が誰もいない隙を狙ってとどめをさそうと禧嬪が中宮殿に行くと
粛宗が看病していてびっくり。政務に差し支えますからと粛宗を退室させ、
やっと一人になった禧嬪は王妃の口に湿った布を乗せて息の根を止めようとします。
そこへチェ氏がやってきて、王妃の前で激しく言い争う二人。
命令口調な物言いのチェ氏に、なぜかムカっとしてしまう私です。
王妃の具合はいよいよ悪くなり、粛宗は国葬の準備を指示します。
クォン尚宮は祭壇の始末をすすめますが、慟哭が聞こえるまでやめない!と禧嬪。
チェ氏はしつこく就善堂を探り、禧嬪に見つかってもまったく悪びれないどころか、
王妃が危篤なのに約束なんて守らない!とまで言い出しちゃいました。
粛宗27年、昌慶宮の景春殿で、粛宗と王世子夫妻が見守る中、王妃が逝去。
35歳だったそうです。粛宗が顔をくしゃくしゃにして大泣き!!ですよ。
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>昔は誕生日の贈り物を禁じたくせにね~
ありましたねー、そんなこと。確かにあれはちょっと意地悪だったような(笑)。
粛宗の気まぐれ爆発!のような印象がありました。復位後の扱いも手厚い
けど、それまた気まぐれともいえるような・・・・。
>やっと一人になった禧嬪は王妃の口に湿った布を乗せて
まさか側室最高位の嬪(しかも世子実母)ともあろうお方が、こんな・・・!!
とオクチョンに激しく感動しました(笑)。って、人殺しだから笑い事ではあり
ませんが、自ら手を下すとは、度胸も凶器も並々ならぬものがありますね。
>命令口調な物言いのチェ氏に、なぜかムカっとしてしまう私です。
思うに、側室になりたての頃はいちおう先輩としてヒビンをたてイビられていた
チェ氏も、この頃タイマンはろうとして(笑)、かなり態度が強硬になってきてい
ますよね。ヒビンはおっそろしいわ常軌は逸しているわ、まともに相手するのも
あれですが(巻かれてしまうのが無難というか・・)、必死に楯突こうとするとこう
なっちゃうんでしょうか。でも私もちょっとムカーっとなります^^
>35歳だったそうです。粛宗が顔をくしゃくしゃにして大泣き!!
この頃の寿命だとそんなもんかな?という気もしたんですが、やはりその苦労を
思い出すと「短い生涯」という副題もなんだかわかる気がしました。優等生すぎて
苦手だったけど、あんなにまじめで忍耐強いのに、いい目をみられず苦労だけして
なくなってしまって、ここのシーンは少し泣けました。
でも、大泣き粛宗を見て、「気まぐれというか感情的なやっちゃ」(妻が死んだから
悲しいのは当たり前なんだけれど、粛宗の気まぐれが嫌いなので、王妃様には
泣けても粛宗の涙には「うーん・・」と思ってしまいました。でも、廃位を悔やみ
復位させたくらいだし、政治的権謀があっても、やっぱり悲しいですかね・・)と
冷ややかに見てしまいました。
いよいよ佳境に入り、亡くなる方が増えてきてまた目が離せなかったのを覚えて
います。チャンヒビンは80話以降が(呪いはウサンくさいわ理屈に無理はあるわで
すごいですが)なぞのパワーで面白いと思います。