チャンヒビン第89話「王の悲しみ」
亡くなった王妃ミン氏の生涯を復習しましょう。
仁顕(イニョン)王后はミン・ユジュンの娘で、聡明で慈悲深い女性として知られ、
粛宗の第一王妃・仁敬(インギョン)王后が崩御した後、継室として王室入り。
子を授からず、在位6年目で廃位され悲惨な生活を送った後、6年後に王妃に復位。
7年後に禧嬪チャン氏の呪いにより崩御しました。
お墓は西五陵(ソオルン)の中の明陵(ミョンヌン)だそうです。
王妃が亡くなると禧嬪は祭壇を片付けさせ、マンネに退出を命じます。
ところが淑嬪チェ氏は就善堂を見張れと内禁衛(ネグミ)に命じ、
自分は就善堂へ赴き別棟の鍵を壊せと指示。内侍が一撃で鍵を壊せないと
みずから金具を振り下ろすところはさすがムスリ(下女)出身でございます♪
そこへ禧嬪が現れ、チェ氏を部屋へ連れ帰り、亡き王妃への殊勝な思いを語ります。
しかも、王妃を呪っていたのは誰だ?と白々しく言ってのける始末。
そんな禧嬪をまったく信じていないチェ氏に、禧嬪は別棟を見せました。
何もない別棟を見て悔しさに震えるチェ氏。しかし今日の禧嬪は怒らず、
これまでのことは水に流そうと心にもない終戦宣言までしちゃいます。
その間にクォン尚宮が兵士に賄賂を渡し、マンネは無事宮殿から脱出しました。
ところで、白い喪服姿のクォン尚宮はひときわビッグに見えますね♪
王妃崩御をきっかけに、長らく日陰の身だった南人派がひそかに動き始めます。
中心人物は、ミン・ジョンドの息子(ミン・アムの孫)ミン・オンリャン、
先の政権交代で流刑になった右議政キム・ドグォンの孫キム・テユン。
オンリャンはまず、スンミョン(禧嬪いとこ)にチャグンアギの行方を探らせます。
オンリャンがヒゲをなでるのは祖父(ミン・アム)譲りでしょうか。
王室の掟を破り、粛宗は喪服を着て10日間過ごすことにしました。
亡き王妃の言行録を記し、哀悼の辞も書くなど、徹底して死を嘆きます。
ある日、殯殿(びんでん=王妃を祀る部屋)に誰もいないと知り、憤慨するのでした。
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ここの部分、「チェ氏、強い!!」とちょっと感動しました。
チェ氏は粛宗に手の分厚さをからかわれたことがあるそうですが(何かの本で
読みました、ご存知でしたらスミマセン)、そのエピソードをいかしているの?と
ひそかに思います。ネシも「この人強い・・」とびびっていたりして(笑)。
>何もない別棟を見て悔しさに震えるチェ氏。
私も「また祭壇がない!どうしていつもすばやく隠せるんだー」とこのへん
ハラハラしました。結構大きいのに。そしてここでだけは祭壇が見つからず
悔しがるチェ氏に同調してしまうんですよね・・・
そこでのスケ番ヒビンの捨て台詞も大いに楽しみなんですが♪
>ところで、白い喪服姿のクォン尚宮はひときわビッグに見えますね♪
>王室の掟を破り、粛宗は喪服を着て10日間過ごすことにしました。
王妃の死から、しばらく白装束が続くので、見ながら「画面が白いよー
目にしみるよー」と思いながら見ていました。最終回まで残り少ない
ですね・・・
あと、王様は喪服を着ないって知りませんでした。何かのドラマで着て
いたような気もしたんだけど、時代によって違うのか?調べたいです^^
>オンリャンがヒゲをなでるのは祖父(ミン・アム)譲りでしょうか。
ミン一族の男性はオヒゲが特徴的ですものね。
画面に登場するとどうしてもヒゲに注目してしまいますよ・・