10年の時が経ち、成長したユン王子が内侍や女官と戯れています。
本を読め!と叱るインス大妃をたしなめるチョンヒョン王妃には
晋城大君(後の中宗=「女人天下」と「チャングム~」の王)が生まれていますね。
そしてインス大妃は、王子は歌舞に興味があるようだと危惧しています。
キム・ジャウォン(優等生だった幼い内侍)は王子付きになり、
ホン・グィナムは監察部長、チェ・ジャチは大殿内官、ソン・ゲナムは尚茶に。
“尚膳”と呼ばれるキム・チョソンはどうやら内侍府長に昇格しています。
10年前、オ氏の自害にショックを受けたチョ・チギョム(チョソン養父)は
4日後に総白髪になり、ト・グムピョを伴って地方をまわる生活を続けていました。
ある日、ソファ(廃妃ユン氏)を思い出しながら池を見つめていた成宗が吐血。
王室の面々が集結しているとき、ユン王子はジャウォンの誘いで宮を出ていました。
ウォルヒャンとミョンウォルのどちらの妓生にしますか?と聞くジャウォン。
けれども道中で貧しい民の暮らしを目の当たりにした王子は宮へ引き返します。
こんな大事なときにどこへ行っていた?とインス大妃は責め、
チョソンは(昔自分がされたように)ジャウォンを掃除担当へと異動させました。
父のための薬をみずから煎じてお祈りもするなど、ユン王子は親孝行なようです。
成宗は、領議政ノ・サシン、王妃父ユン・ホ、世子妃の父シン・スンソンを呼び、
世子(ユン王子)のことをくれぐれも頼むと言い渡した後、
そなたのために母上は死んだのだとユン王子に話し、王の道を説くのでした。
再び病床についた成宗は、世子をお守りくださいと大妃に言い残して崩御。
王子が李氏朝鮮10代国王・燕山君として即位すると、早々に臣下と衝突します。
父・成宗の冥福を祈る仏教儀式である水陵斉(スリュクジェ)に反対されたのです。
燕山君は臣下の意を受け入れるかわりに父の偉業を記した実録の編集を急がせ、
宮殿内で会ったオム淑儀&チョン淑容(成宗側室)を貴人に昇格させます。
宮を離れ御陵を守る(=侍陵)チョソンは、墓に来たチギョムと再会すると、
実父の死の真実を教えるまで養父として受け入れられない!と激しく責めました。
亡き母(廃妃ユン氏)の夢を見る燕山君は、チギョムに廃妃事件の真相を尋ねます。
ユン氏は妬みから成宗の顔を傷つけ側室の毒殺を謀って廃妃になり、
その後も中宮毒殺や王子に手紙を送ろうとして処分されましたとチギョムは回答。
大殿を出たチギョムは、近々嵐が起こるだろうとつぶやきます。
チギョムの答えが事実であることをインス大王大妃に確かめた燕山君は、
廃妃のことを二度と口に出さないと誓い、廃妃の家族の赦免を許してもらいます。
三司は赦免に反対して座り込みを始めました。
ジャウォンは廃妃の墓を自分で荒らし、墓の状況を燕山君に報告します。
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>ソン・ゲナムは尚茶に。
>キム・チョソンはどうやら内侍府長に昇格しています
ソウンも役付きになってましたね(職種忘れましたが・笑)。
ゲナムがまさかそれなりに出世するとは思いませんでした。
うそだろー!って。老けメイクがこれでもかってほど手抜き
に感じられました。面白かったけど。
>キム・ジャウォン(優等生だった幼い内侍)は王子付きになり
>ジャウォンは廃妃の墓を自分で荒らし
このジャウォン、目が怖くないですか?
ほかの作品でもこの人はアブナイ目つきのことが多いけど、
「私」のジャウォンは特別怖くて本気で恐怖を覚えました!
俳優さんプロフィール拝見したら普通の方でしたが・・
あの狂気の演技はちょっと忘れられないかも。
>水陵斉(スリュクジェ)に反対されたのです
「王と妃」でも、アンジェモ燕山君がこれで臣下ともめて
ましたからきっと史実なんですね。突然気付いたのですが
(今頃)、光海君はともかく、燕山君は嫡出なのに大君で
なく王子号にまで下げられているのですね。
>廃妃の家族の釈免を許してもらいます
シン氏ママは好きなのでちょっと嬉しかった瞬間です。。
兄はどうでもいいけど。。