第14話「骨肉の争い」
傅瑤は、嫌がる兄(傅子元)を淮南(わいなん)の郡守にして都を離れさせます。
そして皇女・平都公主を出産。元帝は見舞いにも来ません。
獣苑の熊事件以来、元帝の寵愛を一身に集める馮媛には髪飾りがたまりまくり。
昭儀に昇進し、父・馮奉世も右将軍・光禄勲に、長兄・野王も左馮翊になります。
皇太子・驁(王政君息子)は勉強をするようになり、暗誦も上達♪
元帝は太傅(簫育)に感謝を示しつつ、折り合いの悪い父との仲を尋ねます。
傅瑤の兄が、妹のそばにいるためにとブツを切って宦官になっちゃいました。
傅瑤は泣いて責め、裏庭の管理を命じ、殿に入れず自分のそばに近づけません。
それでも雷が鳴る夜、怖がる傅瑤のそばに駆けつけ、そっと抱きしめる兄でした。
ところで傅瑤は簫育を失ったのが悔しくてたまらないらしく、漪蘭殿へ呼びつけます。
簫育は傅瑤の兄が宦官になったのに気づいてびっくらこいてます。
愛を打ち明けても拒絶して去って行く簫育に愛憎入り混じる思いの傅瑤でした。
元帝は、朝廷に復帰した簫望之(簫育父・元帝の昔の太傅)を招いてパーティー♪
厳格一筋の簫望之は料理(何かの丸焼き)に箸がないのに怒って出て行きました。
これを題材に元帝は皇太子に臣下の扱い方を教えつつ、
簫望之を位は高いけれど権力のない関内侯に昇進させることにしました。
そこへ、簫望之を嫌う石顕が投獄を提言。元帝はこれを受け入れ投獄を命じます。
その極秘の令を公孫夫人から聞いた王政君は、承明殿にいる簫育にしらせます。
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