あの女ギツネはわざと気絶したのです!と憤る淑儀(スギ)キム氏。
考えてみれば淑媛(スグォン)=オクチョンは長く殿下に仕えているのに
新参の側室より位が低く寵愛も奪われたことに配慮すべきだった、
強者は寛大な心でなければ・・・と悔やむ王妃(仁顕王后)に、淑儀は反発。
キツネを追い出すためにオオカミを入れたかも?とオ尚宮が淑儀を警戒してます。
目覚めたオクチョンは、なぜ逆らったのだ?と粛宗に聞かれると、
いっそ宮殿から追い出されようと思ったのですオヨヨ~といつもの調子。
宰相の孫じゃないのがじゃないのが悔しくてなりません、
父は通訳官でしたが宰相に満足できず孫を側室にするほど欲深じゃありませんと
西人老論派と淑儀をなにげに非難します。粛宗はこれに刺激されたのか、
前の領議政ホ・ジョクは孫を側室にするような真似はしなかった、
西人派には騙された、庚申換局で南人派を追放して後悔していると話し出します。
で、何か望むものを申せといわれたオクチョンは、上手におねだり攻撃。
(1)位をあげて!でも嬪や貴人はいやん。淑儀よりひとつ上の位の昭儀にして♪
(2)お世話になったチョ・サソク参判と東平君に恩返ししたいでーす
(3)内殿の陰口が聞こえて心が休まりません(涙)草屋でいいから部屋チェンジ!
粛宗は、よし!じゃあ新しい建物を建てさせよう!と簡単に答えてくれます。
朝廷がうるさいからこっそり建ててくださいね♪と抜け目ないオクチョン。
次に、兄上を育ててくださいとサソク&東平君に頼み、西人派を監視させます。
王妃は心痛で寝込み、寵愛を奪われた淑儀キム氏は恨みを募らせて酒浸り。
そんな折、淑媛の殿閣・就善堂(チソンダン)が建てられていることが明らかになり、
追放しましょう!朝廷の公論を集めましょう!と淑儀が訴えるも、
王妃は乗り気でなく父ミン・ユジュンや叔父(左議政)にはしらせません。
西人派老論派は淑儀からの手紙で就善堂の件を知ると、
弘文館イ・ジョンミン(ジンミョン?)や司憲府イ・グクファと対策を練ります。
兄のチャン・ヒジェからその動きをしらされたオクチョンは、
灰汁で染めた布を用意させ僧衣を縫ってわざとらしく粛宗の目に入れます。
(ここでまた仁祖時代の色好みの文臣キム・ヒョソンの逸話を粛宗がペラペラ)
理由を聞かれたオクチョンは、尼になりたいのです・・・と涙ながらに訴え始め、
叔父(チャン・ヒョン)が謀反で流刑になったのに私は官婢になっていません!
就善堂の件もあって西人派から狙われているのです・・・!とオヨヨ演技。
そしてオクチョンが予言したとおりの上奏文が出されてきて、粛宗が激怒します。
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