奉朝賀ソン・シヨルは粛宗の祖父・孝宗の師でもあり、誰もが敬う大物。
その後ろには三司や全国の儒正も控えており、無視するわけにはいきません。
オクチョンは意地悪そうに笑うと、今こそ庚申換局の恨みを晴らせ!と実家へ指令。
次に、国のために嬪の地位と元子の称号をお取り消しください~とオヨヨ涙。
粛宗の反応をチェックした後、突然強い語調でソン・シヨルを非難し始めました。
王命にそむくとは高慢!老論派は失敗だけを王のせいにする!との愛妾の言葉に、
粛宗はわが意を得たりとばかりに納得しまくっちゃって、
ソン・シヨルやキム・スフン(貴人キム氏従祖父)ら老論派をごっそり追放。
かわりにクォン・デウンやキム・ドグォンら南人派が台頭することになります。
粛宗15年に起きたこのできごとが、己巳換局(キサファングク)の始まりです。
貴人キム氏はまた酒浸り~。王妃(仁顕王后)は実家に母と女性だけが残り、
兄ミン・ジヌが父の殯所(もがり)と一緒に都を出たと知り悲しみます。
天が見ているなんて私は信じられませんと泣くオ尚宮に、
こんなときこそ信じなければ・・・と言い聞かせる王妃でした。
王孫の胎盤を葬る“安胎の儀式”を終えた東平君らが就善堂(チソンダン)へ。
領議政クォン・デウン、左議政モク・ネソン、大司憲ミン・アムも挨拶します。
オクチョンの母は、ヒジェが側女(東平君宅の下女の娘で名の知れた妓生)を迎え
正妻を冷遇していると非難して、これ以上の欲を持つなとオクチョンに言いました。
オクチョンは了解し、世間体があるから正妻を追い出すなと兄への伝言を頼みます。
そんな折、粛宗が新しい側室を迎えた気配がします・・・とチョン尚宮が報告。
オクチョンが尾行させると、側室ではなく寝込む王妃を訪ねていたのでした。
ムカついたオクチョンがまた赤子を投げるのかと思ったチョン尚宮が、
すかさず赤子を抱きかかえて守っていたのがおもしろいです。
翌日の昼、粛宗が就善堂(チソンダン)に行くと、元子が泣き喚いていました。
元子をどこかの女官が窒息させようとしていたのです・・・と訴えるチョン尚宮。
粛宗はまたワナワナしまくり、禧嬪の陰謀です!とオ尚宮とキム氏は話します。
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