イサン第40話「最後の切り札」
亀の岩の詳しい絵を描けとイ・サン(後の正祖)が図画署(トファソ)に指示。
英祖は思悼(サド)世子を死なせた後悔を護衛部隊長チェ・ジェゴンに語ると、
金燈(クムドゥン=針金で封をされた秘密文書の入った小箱)を渡しました。
(これは史実らしく、息子の死に対する悲痛な心境が自筆で綴られているとか)
一方、貞純(チョンスン)王妃の手下は禁衛営(クミヨン)の大将を始末。
パク・テスは禁衛営の副大将が敵とは知らずにイ・サンの指令を渡しちゃいます。
仁旺山(イナンサン)行きの情報を掴んだ王妃はその部隊に味方を紛れ込ませ、
亀の岩からイ・サンが証拠を見つけたところで兵が襲うも、失敗に終わりました。
たった一人で複数の刺客たちを倒しちゃう、護衛官いらずのイ・サンなのです♪
亀の岩の証拠を見た英祖は、重臣の多くが息子の死に関わっていたと知って驚愕。
イ・サンの暗殺に失敗した王妃は今度は怪しい湯薬を内侍府長に渡しますが、
内侍府長は忠誠心を捨て切れず「内医院からの薬じゃないので」と飲ませません。
このままでは世孫が即位してしまう!と王妃やファワン(和緩)翁主はおののき、
老論派の面々も戦々恐々としながらその瞬間を迎えようとしていました。
そんな状況の中、英祖が脳梗塞で倒れてしまい、意識不明の重態に陥りました。
父を手にかけたのかと責めるファワンに、王妃は冷酷に「黙れ、今すぐ下がれ」。
王様には会わせない!とイ・サンは珍しく強い口調で王妃の見舞いを断ります。
しかし王妃は内侍府長を脅しつけて昏睡状態の英祖と二人きりになると、
信じてくださらないでしょうが王様は私の人生でした・・・と静かに切り出し、
ですが私がささげた一生を無視されたのは王様です・・・と話しかけました。
英祖が望んでいた禅位をイ・サンが発表しようとしたその瞬間に、王妃が入室。
譲位ですって?そんなこと王様は言ってないわよねえ~都承旨?と却下し、
「世孫イ・サンを廃位する」と書かれた以前の宣旨を自信マンマンで掲げます。
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