王妃(仁顕王后)に米を与えるな!という粛宗のひどい命令に、
儒正らはもちろん南人派の左議政モク・ネソンすらも抗議しています。
都では禧嬪(=オクチョン)の悪い噂がはびこりますが、オクチョンは黙認。
粛宗があんなに怒っているのは王妃への信頼と愛情が大きかったからだと分析し、
簡単に心変わりしてしまう粛宗の怖さを目の当たりにしてちょっと怯えています。
静かに王命に従う王妃を、(弁解もせず)強情な女だ!と粛宗がさらに怒る一方、
例のキ内官がヤな奴として急速に頭角をあらわしています♪
やさしい王妃は自分のことではなく廃位された貴人キム氏のことを心配し、
もとはといえば貴人のおかげでこうなったのですよ!とオ尚宮に抗議され、
こっそり薬食(ヤクシ)を差し出されても、王命だからと断る王妃でした。
拷問で痛めつけられたパク・テボが目覚め、肉が腐り血が止まらない状態のまま
流刑地・珍島へ担架移送されていきました。若い側女が後を追ってま~す。
故・大王大妃が死ぬ前に何を言いたかったのか少しわかった気ががする・・・と、
判敦寧府使(パンドンニョンブサ)チョ・サソクが辞職を決意したようです。
先日王妃が怒っていたという報告は間違いでした!とキム尚宮が訂正するも、
怒りの矛先をおさめず今度は水を与えるのも禁じてしまいました。
オクチョンは水だけは渡させようとしますが、チョン尚宮が反対します。
意地悪なキ内官は持ち場を離れたふりをしてコ尚宮らが水を持ち込むよう仕向け、
水を所持する現場を捕らえて刑罰を与えました。
江華島の史庫から春秋館の職員が戻ってくると、粛宗は廃妃ユン氏の例をもとに、
廃庶人として実家に戻らせて宗廟に報告し親の地位を奪うという段取りを決意。
徳がないやら嫉妬したやら夢の話をしただのと言い立て、廃妃の王命を下します。
王妃が実家から輿を呼んだと知った粛宗は、歩いて出てけ!と激怒。
情はないのです?何も食べてないのですよ?と思わずキム尚宮が訴えるのでした。
(ここで判明、キム尚宮は粛宗に30年仕えているそうです!!)
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