上奏文を出したオ・ドゥインは粛宗の妹・明安(ミョンアン)公主の義父。
つまり粛宗の義弟・海昌尉(ヘチャンウィ)オ・テジュの父で、
前王・顕宗の唯一の附馬(って何でしょ?)だそうです。
“一人の女に義理立てして廃妃する”と上奏文で非難された粛宗は大激怒。
禧嬪( =オクチョン)はその背後にミン・ジヌ(王妃兄)がいると思わせます。
ここでオ・ドゥインの長~~い上奏文がナレーションされます。
おおむねまともな主張に思えますが、ややエラそうな説教くさい物言い。
こんな手紙出されたら粛宗がムカついても仕方ないかもしれません~
粛宗は早速オ・ドゥインに拷問を与えて瀕死状態にさせます。
上奏文を書いたのは私です・・・と一人で罪をかぶって名乗り出たパク・テボ。
誰と組んでいるのだ!?と粛宗から責め立てられても、王妃側との結託を否定し、
側室を寵愛する王に諫言を続け、拷問されまくってしまいました。
あまりに激怒し拷問を急ぐ粛宗を、南人派の大臣たちも止めるほど。
パク・テボは諫言とは裏腹に若い側女の姿を朦朧としながら思い浮かべてます・・・
オクチョンは拷問疲れの粛宗をいたわりながら、罪人の命乞いをし、
南人派大臣たちも拷問のやりすぎを諌めて極刑を避けるよう進言。
パク・テボほか80名は罪の重さに応じてごっそり刑を処せられました。
簾の向こうでほくそ笑むオクチョンをチョ・サソクがじーっと見つめてます。
廃妃の例を調べに江華史庫へ使いがやられ、200年ぶりの見もの♪とチョン尚宮。
すっかり暗黒面に落ちちゃった尚膳は、内殿のようすを見てこいと命じられると
ヒジェに指示を仰ぎ、食事に肉がないと王妃が怒っていたと嘘の報告。
憤慨する粛宗に、そんなはずありません!!!とキム尚宮が必死に訴えるも、
キム尚宮まで怒られちゃって、王妃は食事の支給を止められてしまいます。
その後でキム尚宮が尚膳をひっぱたいていましたよー
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キム尚宮強い!しかし王妃を冷遇し廃妃に躍起になる粛宗、暴走してますね。確かにあの上奏文もむかつく(笑)けど…キムヘス版でもこのへん盲目でしたね。見ながら王妃かわいそう。
附馬は皇帝/王の婿、つまり天子の娘の夫です(^O^)中国歴代王朝であまり嫡庶で呼び分けてない印象がありますが、李氏朝鮮だと公主/翁主で違うから、どちらの夫も附馬と言うのかな?と新たに疑問です。
それにつけても、やたら典故をひいたり長い上奏文をナレーションしたり、蘊蓄が満載ですね!メロドラなわりには…