今回は中宗VS靖国功臣VSパルングン(巴陵君)の三者対決シーンが見ものですよ!
席藁待罪(ソッコデジェ)するパルングンの周りに功臣たちを呼び集めた中宗は、
シム・ジョン(華川君)が誰かの(=敬嬪の)指示で軍士を勝手に動かしたこと、
キム・アンロ(希楽堂)が世子の姻戚なのを後ろ盾に勢力を作ろうとしたこと、
王妃(文定王后)を推薦したはずの判府事ユン・イムが最近王妃と仲が悪いこと、
左議政ナム・ゴンが天にも届く財産を築いていることなどそれぞれの罪を指摘。
中宗にイタイところをズバリと指摘された功臣たちがうなだれまくります。
パルングンに席藁待罪させているのはお前達だ!と今日の中宗は男らしいのです♪
いつになく君主らしく凛々しい中宗の前で臣下一同がひれ伏して忠誠を誓う中、
私に席藁待罪させているのは他ならぬ殿下です・・・とパルングンが涙で叱咤。
「王にしてくれた靖国功臣を捨てられないと言いましたが他にも忠臣はいました。
でもチョ・グァンジョやアン・ダン(ヨンモ堂大監)はどうなりましたか?」。
私は殿下のおそばから永遠に離れるつもりです・・・と宮殿を後にしました。
やるせない中宗はチョン・グァンピル(守天大監)を便殿に呼んでダダ泣き。
しか~し、卑しい輩な功臣たちの辞書には「反省」も「恥」もありません。
パルングンは自ら去ると言ってるのに、「とどめを刺さなければ!」と弾劾開始。
どこまでもえげつない功臣どもに中宗は相当な嫌気がさしているもようです。
都を離れる前にパルングンが『殺生簿』を書き上げました。気になる順番は・・・
ナム・ゴン、キム・アンロ、権昌龍(誰?)、敬嬪、ヒ嬪、そしてナンジョン!
パルングンのことはなぜか気になって仕方ないナンジョンは(実父設定なので)
中宗に『殺生簿』を託して都を離れるパルングンをそっと陰から見つめています。
『殺生簿』の登場はいつも通りキム尚宮から秒速で漏れて朝廷中がビビリまくり!
勇気のない(王妃弁)中宗はビビッて『殺生簿』をなかなか開けませんでしたが、
やっとこさ開いてみたら・・・・どこまで頁をめくっても中身はなんと白紙!
パルングンが残した白紙の『殺生簿』を握り締めて嗚咽するしかない中宗でした。
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