悪者にされて禁足令をくらったのがおもしろくなくて酒びたりで荒れる敬嬪。
布を下賜した王妃(文定王后)に暴言を吐いた上、その布を切り刻んでいますよ。
王妃の美しい心根を切り刻むなんて!と目撃した大妃(貞顕王后)が怒ると、
どうして王妃にだまされるのですか?と言い返してビンタされちゃいました。
敬嬪とナンジョン以外は王妃の本当の恐ろしさを知りませんからねー♪
正絹布の下賜そのものが大妃を味方につけたい王妃の策略だったと知った敬嬪は
ますます王妃への敵意を募らせて中宮殿を睨みつけながら帰って行くのでした。
福城君の成婚に向け嘉礼都監が設置されそうなのを礼曹判書ユン・ウンポが止め、
住む家なども嫡子でない身分の福城君に合ったものに・・・と進言しました。
後に領議政になるこのユン・ウンポ、これからの朝廷の鍵を握りそうです。
福城君は結局は大君並みの禮遇を受けると決まり、焦ったヒ嬪が泣いておねだり。
病で伏せっていた父ホン・ギョンジュ(南陽君)が左賛成に就くことになります。
けれども力を振り絞って出仕しようとしたときに亡くなってしまいました。
ホン・ギョンジュ(洪景舟)はホン・イムの息子で、本貫は南陽、字はチェオン。
司僕寺僉正のとき中宗反正に加わり靖国一等功臣となり南陽君に封じられました。
正妻キム氏を訪ねてきた判府事ユン・イムの夫人をエラそうに追い出すナンジョン。
王妃長兄ウォンロは流刑されたキム・アンロ(希楽堂)のもとへ集う臣下を監視し
副提学キム、ホ・ハン、チェ・ムテクを大逆罪で捕らえたりと何だか大活躍?です。
ヒ嬪の後ろ盾・南陽君が亡くなり、世子派も追いやられ、敬嬪の勢力が強まる中、
福城君はユン・イムボム(坡平尹氏)の娘と嘉礼を済ませて宮殿を出て行きました。
いきなり数年後の中宗22年(1527年)。
「あーん」して食べさせられていた世子が大きくなり、親孝行ぶりは相変わらず。
三年前にパク・ヨンの娘を世子妃(嬪宮)(なかなかお綺麗)に迎えていました。
ついでに敬嬪の宮女クムが出世して「チャン尚宮」と呼ばれています。おめでと!
王妃はなんと妊娠中で、ご挨拶に来た世子夫妻の前で産気づいちゃいましたよ。
お寺好きなナンジョンはまたまた寺でお祈り中。恒例の雷が鳴り響いてます~
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