太子(後の燕山君)は食事をとらない王妃(貞顕王后)の健康を思いやり、
弟の晋城(チンソン)大君にもやさしい言葉をかけています。
早く新王を即位させたほうが・・・と言いに来た王大妃(安順王后)に、
どうせ誰かが王になる!まず水陸祭(スリュクチェ)よ!と仁粹(インス)大妃。
仏教行事は国法で禁じられていますが過去に水陸祭をした例もあり朝廷は対立。
儒者は反対してるのね?太子の器量をみてやるわフフン・・・と話す大妃を、
流れに逆らってはなりません(=早く太子を王に)と従兄弟ハン・チヒョンが諭すも、
太子は側室より劣る罪人の子、晋城大君がいい、だめなら斉安でもいいわと
この期に及んでも大妃はまったく聞く耳をもたず新王を即位させません。
太子が王になっても好き勝手はしません、必ず大妃様の意向をうかがいますと
ハン・チヒョンにそつなく協力を求める太子嬪シン氏。
さらに実家から持ち込ませた鯉(肉食に該当)を太子に食べさせて精をつけさせ、
大妃殿に乗り込ませました。大妃は従兄弟に説得されてやっと太子と面会。
ひれ伏す太子の顔をあげさせ、先王の道を歩みなさい・・・と涙を拭きます。
突然態度を変えたばーさんが不気味ですが、深夜の話し合いは円満に終わり、
太子は李氏朝鮮王朝第10代国王に即位。有名な燕山君が誕生しました。
新王即位の恩赦により、豊川尉イム・グァンジェやチャン・ノクス元舅が釈放。
恩赦になれば過去の問題を二度と持ち出せないようで(一事不再理ですか!?)
もう舅に追われることはないとノクスが喜んだのも束の間、
今後三年間は喪中につき歌や踊りが禁止されると聞かされました。
寺から家に戻ったノクスは、今こそ稼ぎ時よ!とまた豊原尉をたらしこみます。
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