大王大妃(仁粹大妃)の死後、燕山君は喪服を拒み、重臣のすすめで着用します。
王命に従い、人々は泣き声を出さずに大王大妃の死を悼みました。
私が泣きます!と王妃シン氏が景春殿へ向かおうとするも、兄シン・スグンが制止。
亡き父上は廃妃事件に関与していたから王を怒らせてはならないのだと言います。
「長年君臨してきたけど国母じゃなかったから安順王后と同等扱いはダメ!」
「仁粹大妃は傍系だった」などと屁理屈をつけて大妃の格を下げたがる燕山君が
礼曹判書キム・ガムに命じて一日を一ヶ月と数える「半葬祭」を実施。
スピード葬儀の後、仁粹大妃は生前の望みどおり徳宗と一緒に埋葬されました。
大王大妃を断罪しましょう!とさらにイム・サホンが燕山君をそそのかし、
今は亡き領議政ハン・チヒョンが剖棺斬屍(ブグァンチャムシ)に処されました。
ご機嫌すぐれない(自分のせいじゃ?)大妃様のために宴会しようぜ!と燕山君。
そこへ斉安大君が登場し、燕山君と談笑していたチャン・ノクスをなじりました。
まだ恨んでいるのですか?大王大妃のおかげであなたは王なのですよ?
ハン・チヒョンを貶めるのもよくない!と王を責め、お祈りしに勝手に景春殿へ。
いいんですかあんな好き勝手なこと言わせて?とムカつくノクスに、
お前が王子を産めばお祝いに斉安大君を処分しようと燕山君が答えました。
豊川尉イム・サホンは一連の功労で資献大夫(チャホンデブ)豊城(プンソン)君に。
息子・豊原尉イム・スンジェも特例で掌楽院に官職を得ました。(トンイと同じ!)
音楽と妓芸をあつかうこの部署は彼にとってまさに天職だとか♪
ノクスは法を破ってしばしば実家に帰り、重臣の挨拶と賄賂を受けていました。
顕粛(ヒョンスク)公主がノリゲ持参で兄・斉安大君の救命を頼んでいます。
あらお懐かしい!キム・ヒョソン先達もノクスの家にやってきましたよ。
息子チュンボムを引き取って面倒をみればかわりに官職につけてあげるわ、
子供のことがバレてもいいの私の身分で側室になれただけで十分よと笑うノクス。
キム先達は妓生房女将チョヒャンに子持ち夫婦のふりをしてくれと頼みました。
ずっとノクスの悪口を言っていたパク商人(元舅)は少し前に亡くなったそうです。
外遊を好み、国王並みの行列で批判を浴びていたというノクスが故郷の村に帰省。
ノクスの手を取り喜ぶやさしい後妻さんは、母のお墓を整えてくれていました。
ノクスは財物を村の人々に分け与え、亡き母のお墓の前で祭祀をおこないます。
巫女のポンポンが頭にあたってもそのまま演技を続行する女優さん、さすが!
相変わらず気まずそうな態度をとり続ける父のチャン生員にノクスはこう言います。
「恨みを恩で返します、もっと苦しんでほしいから長生きしてください・・・」。
宮殿では、ノクスの過去のことを聞いた王妃がまたまた怒りに震えていました。
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