錦城(クムソン)大君たちとの密談を終えた寧陽尉(ヨンヤンウィ)が端宗を訪問。
姉・敬恵公主の夫である寧陽尉に端宗が譲位について打ち明けました。
(お子ちゃま二人が譲位について論じているシーンにはちょっぴり笑えます)
寧陽尉は錦城大君たちの動きを伝えて譲位に反対しますが
叔父上を害せるわけがない!滅多なことをするなと伝えろ!と端宗が止めます。
護軍ソン・ムンチが敵の手に落ちたのに気づかないまま錦城大君らは計画を続行。
敵方の動きをいちはやく悟った同副承旨ハン・ミョンフェが
左議政チョンインジと都承旨シン・スクチュに「コトを急ぐ」と報告します。
端宗3年(1455年)6月10日の夜、ミョンフェは全功臣に集合をかけました。
首陽(スヤン)大君に譲位受託を促そうと思ったからです。
しかし何も知らない首陽大君は朝廷で人事異動を発表。
右承旨クォン・ナム、左副承旨ク・チグァン、右副承旨ハン・ミョンフェ、
同副承旨にソン・サンムンを就かせて「わが国の才能勢ぞろい♪」とご満悦です。
そして夜、首陽大君の屋敷に功臣43名のうち38名が集まりました。
不参加5名はソン・サンムン、ホン・ユンソン、故ハン・ミョンジンとオム・ジャチ、
そして首陽大君でした。「あいつめ女を追いかけてるな!」との予想どおり
ユンソンは気に入った娘を嫌がる親の前で無理やり強奪中ですよ・・・。
譲位を受けることには首陽大君も夫人ユン氏も反対ですが、
姻戚のハン・ファク(首陽大君息子の妻の父)が譲位受諾の説得にかかり、
さらに錦城大君グループの計画を知らせて衝撃を与えます。
錦城大君らの計画の証人として連れて来られたソン・ムンチに、
謀反を企ててるのはお前らだ!と罵られてさらにショックを受けた首陽大君は、
「どんな場合でも殿下に危害を加えることは許さん!」と功臣に答えました。
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