朝のご挨拶をするために後宮たちが大王大妃殿の前に大集合しています!
ユン淑儀は懐妊をいいことに遅れてやってきて皆(特にオム&チョン)がイライラ。
成宗とユン淑儀が仲良く笑い合う声を聞いた仁粹(インス)大妃もムカ~。
「謙虚になれ・徳を積め・欲を捨てろ」と自分のことは宇宙の棚に上げまくりな
ありがた~いお言葉をユン淑儀に与えました。(本当にもうどの口が言うんだか)
チョン貴人はオム貴人に教えられたとおり、人形をチクチク刺して淑儀を呪い中。
ある夜、激しい腹痛に襲われたユン淑儀が「性悪女の呪いだわ!」と言い当てます。
家柄がいいほうのユン淑儀だけは醜い嫉妬とは無縁でいらっしゃるよう。
いつも品よく泰然としており、もう一人のユン淑儀に高麗人参をあげています。
その名門のユン淑儀とハトコ(父親同士がイトコ)なのが右賛成ユン・ピルサン。
後宮の中で家柄がいいのは淑儀だけだから王妃になるべきだと話しています。
ユン・ピルサンは後に廃妃問題に深くかかわり士林派から奸臣と呼ばれた人で、
王妃追放事件には坡平ユン氏一族がかかわっていたそうです。
亡き世祖が仁粹大妃を
暴嬪(ポクピン)と冗談(本気では?)で呼んでいたことや
仁粹大妃が女性の心得をまとめた『内訓(ネフン)』のことを大妃3人が談笑中。
懐妊したユン淑儀を王妃にしましょうよと大王大妃(貞熹王后)が言うと、
娘が生まれたらどうするんですか?と仁粹大妃はまったく乗り気ではありません。
そんな嫁の前で大王大妃はハン・ミョンフェ(上党君)の辞職について、
世祖時代からの功臣なので礼儀を欠かさないようにしなさいと成宗に命じます。
新進の学者を重用したい成宗が左副承旨ヒョン・ソッキュを都承旨に任命。
院相は彼を嫌っているし彼は過激だと吏曹判書ホン・ウンは警戒を促します。
右副承旨から右副承旨に昇進したイム・サホンも、この人事がおもしろくなさそう。
でも学者を抑えるミョンフェはもういないとハン・チヒョンが仁粹大妃に話します。
なし崩しの追放を避けたい領議政チョン・チャンソン(蓬原君)と娘婿キム・ジル。
ユ・ジャグァン(武霊君)を弾劾しろ!ついでにキム・スオン(永山君)や
チョ・ドゥンニム(巴山君)も弾劾しろ!と大司憲ユ・ゲギョムをせっつきました。
ってことでミョンフェを告発したユ・ジャグァン(武霊君)のネタの真偽が問題に。
武霊君は従事官イ・スッカムから聞いた情報に基づいて告発したのですが、
当の従事官は「自分はそんなことを言ってない」と否定しているというのです。
武霊君と従事官を会わせても真っ向から食い違い、立ち会ったイム・サホン苦笑。
成宗はもともと大嫌いな武霊君を流刑に、民から奪って億万長者な巴山君を罷免に、
そして永山君にも(罪状不明)・・・と3人に公平な処分を下そうとします。
とつぜんハン・ミョンフェが土地の権利書をもって仁粹大妃に会いに行きました。
「兜を脱いだ武将の命を奪うべきでない」とミョンフェを部屋に通すチヒョン。
拝礼するミョンフェを仁粹大妃があざけるような高笑いで迎えるのでした。