イ・ソンゲが五男バンウォンによって海州から開京へと担架に乗せて帰られ、
チョン・ドジョンの指示でチョ・ヨンギュが潜ませていた兵に邪魔されたと知り、
守門下侍中チョン・モンジュは自分の計画がことごとく失敗したことを悟ります。
それでもあきらめずにイ・ソンゲの弾劾をつづけて処刑の王命を求めますが、
こわい!やだ!と恭譲王は聞き入れずイ・ソンゲに薬を届けてご機嫌をとる始末。
イ・ソンゲ夫人カン氏が心配のあまりヒステリックな態度で周囲に接してます。
おたくの娘婿には“龍の気”がありますな~とミン・ジェに話すハ・リュン。
ミン・ジェは娘婿バンウォンが「気性が荒く味方が少ない」のを心配しており、
ぜひともそなたのような方に婿を助けてほしいとハ・リュンに頼んでいます。
イ・ソンゲ弟分のトゥン・ドゥランもバンウォンの優秀さを認めているようです。
その気性の荒いバンウォンは、父を狙ったチョン・モンジュをもちろん許せません。
ですが今回の落馬事故は、チョン・モンジュに恩を着せるための演技!でした。
作戦を考えたチョン・ドジョンは天才!とトゥン・ドゥランがほめまくってます。
イ・ソンゲが「人を得るための演技だ。民心を失うから早まるな」と諌めても、
怒りが収まらないバンウォンはなんと宮殿から届いた薬を蹴り上げちゃいます!
恭譲王はイ・ソンゲ側近であるチョン・ドジョンらの流刑をさっさと解くと、
自分を甘言でそそのかしたとして臺諌キム・ジニャンらへの処罰を言い渡します。
処分されなかったチョン・モンジュは、意を決してイ・ソンゲ宅にお見舞いへ。
お前を認めているから仲間になれというイ・ソンゲの誘いをきっぱり断りました。
帰り道、死を覚悟していたチョン・モンジュは、予想どおり刺客に襲われます。
バンウォンが父の命令に背き、チョ・ヨンギュに指示して手を下したのです。
息絶えたチョン・モンジュが映るシーンで流れるパンソリ?が、すごくよいです。
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