私は正気ではない!犬だからチョ・ギョンと改名したのだ!と犬の真似をし、
罪なき二人の高麗王を廃した太祖(イ・ソンゲ)を泥棒呼ばわりするチョ・ユン。
太祖は罰するどころか「小屋を建ててやれ」と京畿観察使ハ・リュンに命じます。
チョ・ジュンの弟であるチョ・ユンは高麗王朝の按廉使(アルリョムサ)でした。
清渓山(チョンゲサン)を離れて楊州(ヤンジュ)松山(ソンサン)へ移った彼は
「石碑には“高麗の按廉使”と刻み、朝鮮には触れるな」と遺言を残しますが、
家門の将来を懸念した子供たちは「開国二等功臣チョ・ギョンの墓」と刻みます。
すると落雷で石碑の開国功臣の部分は割れ、チョ・ギョンの文字だけ残ったとか。
世子になれなかった失意のイ・バンウォン(靖安大君)は妓生房で遊びまくり。
蜂蜜水を持ってきたトクシル@19歳(夫人の侍女)に手を出しかけていますよ~。
そんなとき、「時期を待て」と書かれたハ・リュンからの手紙が届きました。
夫人ミン氏は実家で父ミン・ジェに夫バンウォンの不遇を訴えて働きかけており、
ミン・ジェはチョ・ジュンやイ・ファ(太祖弟)たちと親交を深めています。
高麗のしがらみを断ちたい門下侍郎賛成事チョン・ドジョンが新しい国号を発案。
この地に初めて建てられた国の名「朝鮮」と、太祖の故郷「和寧(ファリョン)」。
太祖はその二つの案を持たせた使臣を明に遣わせて、意向を問うことにしました。
次に太祖は、今なお尊敬を集めている高麗の遺臣イ・セクを宮殿に呼びます。
どうか私をお助けください!とホン内官に頼み込まれて宮殿に来たイ・セクは、
上座を空けてもてなそうとする太祖のことを「ソンホン(←昔の号)」と呼び、
旧友に会いにきたのに偽の王がいた・・・とけなしてから帰って行きました。
この人材不足を補うために大君たちを活用してはどうか?とチョ・ジュンは提案。
「潜んでいる毒キノコこそ恐ろしい」とチョン・ドジョンが意外にも同意します。
バンウォン夫人ミン氏が赤子を抱いて実家から戻って来た夜のこと・・・。
そのときバンウォンは怖がって震える侍女トクシルを抱きしめていました。
灯りが消えた夫の部屋の前にあるわらじを見たミン氏が、ピン!ときちゃいます。
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