夜が明けると三軍府の兵が城内に入り、兵の数の少なさも露呈してしまいます。
早くチョン・ドジョンを討たないと・・・と焦るバンウォン(靖安大君)の前に
兄で四男のバンガン(懐安大君)と太祖弟イ・ファ(義安君)たち援軍が登場。
バンガンはチョ・ヨンムとイ・チョヌに合流して宮殿に攻め入ることになります。
彼らの投降の呼びかけにパク・ウィ将軍だけは屈せず、非業の死を遂げました。
息子の反乱に怒り心頭の太祖は「王の威厳を示してやる!」と逃げずに便殿へ。
やすやすと宮殿を占拠したバンウォンは、大殿だけは攻めるなと命じました。
夜が明けると、『殺生簿』に載っている官僚が門をくぐるたびに斬られていき、
チャン・ジファ、イ・ジク、ノ・ソクチュ、ピョン・ジュンニャンたちは絶命。
生き残ったチョ・ジュンらはバンウォンに命じられて太祖に会いに行きます。
バンソク(宜安大君)が世子には不適格であると太祖に直訴するためでした。
じっとしていられない!と男装して馬を走らせていたバンウォン夫人ミン氏も、
赴任地への道中を引き返してきたハ・リュンとばったり会って一緒に宮殿へ。
血を流した官僚が横たわっているのを見てもビクともしないステキなミン氏は、
チョン・ドジョンが倒れる場面をこの目で見てやる!と張り切りまくってますが、
義兄上の体面も考えてあげてくださいと弟二人に説得されて家に戻りました。
チョン・ドジョンたち3人がナム・ウンの側室の家にいることが判明しました。
すでにチョン・ドジョンは計画の失敗とイ・スクポンの裏切りを予想しています。
踏み込んできたバンウォンたちは、まずシム・ヒョセンとナム・ウンを始末。
「国を乱したのは大君」「王室を侮辱したのはそっちだ」と言い合ってましたね。
そしていよいよ二人の大物イ・バンウォンとチョン・ドジョンが対峙しました。
「王座が見えますか?私には大朝鮮帝国の夢が砕け散るのが見えます・・・」。
「サンボンアジョシ・・・なぜ私を捨てたのです?なぜ消そうとしたのです?」。
「すべてはこの国のためでした。王室ではなくこの国の民と朝鮮のためです。
どうか民を慈しんでください、民にすべてを与える聖君をめざしてください」。
助けたいのに命乞いはしないのですか?とバンウォンが意外な問いを投げます。
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