臣下たちが廃妃シン氏の処分を求めて大殿の前で座り込みを続ける一方、
ユ・スンジョンとソン・ヒアンは王を王とも思わぬ態度で中宗を脅します。
パク・ウォンジョン(平城君)がくれた剣を取り出してホン・ギョンジュに止められ、
キム内官にまで命令を拒まれた中宗が、重臣に取り囲まれたまま一夜が過ぎました。
朝になると、一晩中申し訳なさそうにしていた良識的な領議政ユ・スンの手を取り、
平城君が領議政になってしまうからどうか辞職しないでくれ・・・と頼むのでした。
復位の上書を書いていた儒生が叩きのめされた際に、パク・フンも怪我をしました。
平城君許せん!立ち上がりましょう!と訴えるも、チョ・グァンジョは応じません。
後宮では、熙嬪にくっついていたカン淑儀までもが懐妊した敬嬪にひれ伏し中。
いいヒト組な熙嬪とユン淑媛(ユン・イム妹)が二人で慰め合っています。
事態を収拾してくれる者はいないのか・・・と頭を抱える大妃(貞顕王后)ですが、
斉安大君は?というパク尚宮の提案は「あの酔っ払いは使えぬ」とばっさり却下。
揀擇をやめて後宮から選ぼうか・・・でもパク養女の敬嬪はいや!と悩んでいると、
今から一人でパク・ウォンジョンの家に行ってきますと中宗が報告に来ました。
自分の命を助けるために王みずから動いたと知ったシン氏が涙を流します。
対抗する政治勢力が現れるたびにシン氏の復位を求められてはたまらない!と
シン氏を絶対に始末したいと考えているパク・ウォンジョンでしたが、
じきじきに訪ねてきた中宗をひれ伏して出迎えしばらくは二人で談笑します。
やがて中宗に「虎より悪政が恐ろしい」という逸話をされるとだんまり。
復位はあきらめて側室から王妃を選ぶからシン氏を助けてほしいと頼まれると、
シン氏の死をもって決起が完了するのです!と断固としてはねつけました。
いいだろう・・・ではその前に余を殺せ・・・と答えるちょいカッコいい中宗。
するとパク・ウォンジョンが、二度と竹洞宮を訪ねないという取引条件を出します。
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