妓生チョソンはナム・ゴンの遠縁で両班出身、絶世の美女という設定のようです。
真面目なチョ・グァンジョはチョソンの求愛に応じることもなく(
こんな逸話あり)、
妓生房の一室でナム・ゴンとホン・ギョンジュ(南陽君)と会いました。
ところが、オレと手を組もう(意訳)とホン・ギョンジュに持ちかけられると、
士禍で命を落とした師匠キム・グェンピルの名誉を回復してくれますか?と聞き、
功臣が何をしてくれました?王を替えただけではありませんか?と批判します。
「では世がよくするにはどうすればいいの?」「法に従えばいいのです・・・」。
ホン・ギョンジュは意味がよくわからないまま中宗に進言しました。
一番性格のよいあなたが側室になれず苦労するなんて可哀想・・・と
熙嬪ホン氏がキム尚宮に渡すための賄賂をユン・イムの妹に渡そうとしています。
このドラマでは昌嬪アン氏が敬嬪パク氏におべっか使っているようですが、
自分を注意した宮女をビンタしてつきとばしている敬嬪の乱暴さは共通しています。
ってことで、「法に従って」強気に出ることにした中宗が、態度を一変させます。
パク・ウォンジョン(平城君)から上がってくる決裁書類をすべてはねつけ、
内需司(ネスサ=王室の財産庫)の在庫が空なのを自分の目で確かめると、
なんで空なの?イム・サホンたちから没収した財産はどこへいった?と脅しました。
婚礼を催促されると、法度のとおりに揀擇して新しい王妃を迎えると宣言。
側室や庶子からは選ばないぞ!といきなり熙嬪にも辛く当たり始めました。
それならいい娘がいます!と純粋な熙嬪が親しいユン氏(ユン・イム妹)を推薦。
中宗がさっそくユン氏を呼びつけ、あてつけるように淑媛に昇進させます。
ところが中宗はユン氏に諌められ、徳のある彼女に前妻の面影を感じるのでした。
親孝行なチョ・グァンジョは燕山6年の19歳のときに父を亡くしました。
3年間喪に服し、墓地のある龍仁(ヨンイン)を離れなかったそうです。
そして今は、倒れて寝込んだ母をみずから甲斐甲斐しく世話をしていました。
夫人イ氏も、実家の母が亡くなったことを隠して姑の看病にいそしみます・・・。