「王妃のために祈るのが私的なことですって?キム・シクを罷免しなさい!」。
昭格署への国庫からの支出をキム・シクに指摘された大妃(貞顕王后)が激怒。
王室の“女人の楽しみ”である昭格署に口を出されるのが許せないらしく、
かつて昭格署にケチをつけたという儒生イ・ヤクスの名前を憎々しげに挙げます。
妓生チョソン(南陽君側妻)がチョ・グァンジョを呼び出してコクるも軽く無視され、
六矣廛(ユギジョン)の大行首たちとチョ・グァンジョを引き合わせました。
重臣たちに利益を吸い上げられてきた!新しい世を築きたい!と彼らは訴えます。
中宗に命じられた承旨パク・フンが「大人しくしててくださいよ~」となだめるも、
神霊を信じないのは儒学の道理だ!と頑固なキム・シクは折れてはくれません。
考えを曲げないなんて立派な儒生だ・・・♪と内心で喜んでいる儒林LOVEな中宗は、
「余のグァンジョ」と呼ぶほど寵愛するチョ・グァンジョの願いを何でも聞きます。
儒生たちの標的が功臣・王族ときて次は外戚の判府事ユン・イムへと広がる中、
チョ・グァンジョが(支出の指摘ではなく)昭格署の撤廃を求める上書を出しました。
三司も連署したその上書は、君主も無視できない権威ある存在だったそうです。
チョを罷免しなさい!上書を撤回させなさい!と大妃がまた断食で中宗に抵抗。
中宗の性格をよく知る大妃は、弱い中宗の出方を試すかのように寝込みました。
殿下も大妃には勝てないはず・・・というのが大方の予想で、保守派は高みの見物。
きっと殿下は聞き入れてくれる・・・とチョ・グァンジョは中宗を信じています。
そして中宗は「訴えは正しいが撤廃は不可能」という曖昧な回答を出して様子見。
儒生たちがついに大殿の前で座り込むと、王妃(文定王后)がにやりと微笑みます。
オレの体面を考えて夜には帰るだろう♪という中宗の予想に反して儒生は居座り、
先頭で座っているチョ・グァンジョの横にその日の宿直の承旨パク・フンも参加。
チョの願いは何でも聞いてやってるのに!と頑なな儒生に中宗がムカついています。
スポンサード リンク