祖父上じゃなく逆徒と戦うのだ!出陣を阻むなら容赦せん!と太宗は厳しい表情。
元子をかばう王妃(元敬王后)に「しっかり教育しろ」と言い捨てて出陣します。
義父上(太祖)とそっくりだわ!と王妃が元子を抱きしめながらつぶやきました。
あの聡明な元子に私の子が勝てるかしら?と善嬪アン氏は不安をこぼしています。
利発な息子を持って王は幸せだ・・・と上王・定宗がふと自分の息子を思い出し、
息子たちを呼び戻しますか?と大妃(定安王后)に聞かれるとすぐさま拒否。
「とんでもない!誤解される!私に息子はいない!死んだものと思っている!」。
もし反乱軍が勝ったらまた世継ぎ問題に巻き込まれるのを憂慮する大妃でした。
チョ・サイが形勢有利と聞いてもなぜか気持ちが晴れない太上王・太祖でしたが、
太宗みずから兵を率いてやってきたという知らせを聞くとまたまたムッカー!
咸興差使を寄越したのもまやかしだったのだ!と怒りを新たにしています。
明では・・・皇帝(永楽帝)が流暢な朝鮮語でハ・リュンと会談していますよ~。
かつて大君だった太宗が明に来たときに会ったことのある皇帝は、太宗に友好的。
女真族が引き返すように取り計らうと約束したうえに、即位も認めてくれます。
平壌に陣をかまえた太宗は、小さな安辺城も陥落できない官軍にイライラ~。
書ばかり読んで武芸を怠っている!とチョ・ヨンムのことをけなしています。
そのチョ・ヨンムはずらりと並んだ兵の前で孫子の言葉を引き合いに出して悩み、
孫子の『兵法』をもっと読んでおけばよかった~と後悔をにじませています。
別の現場では、イ・スクポンが反乱軍のソン・ヒョジョン将軍と一騎打ち。
しかしまた大勢の女真族がなだれ込んできて、官軍は退却を繰り返すばかり。
イ・スクポンは、参戦に消極的だった永興府尹パク・マンを味方にしようと計画。
女真族撤退と即位認定をハ・リュンが手紙で知らせ、太宗に笑顔が戻りました。
西北面に集う女真族に、明の皇帝から「内戦に干渉せず撤退せよ」と伝令が到着。
遼東半島を火の海にすると脅され、女真族はいったん引き上げることにしました。
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