天真庵のポンリョン僧侶は、立派になったヤンを認めて「ナウリ」と呼んでくれ、
ユン・ボベの産んだ赤ん坊に和成(ファソン)という名前もつけてくれます。
で、二人に残された問題は、ザ・しつこい男なキム・ゴンシンでした。
とにかくわかってくれと申し入れるヤンに、部下のカン武官も加勢して説得。
キム・ゴンシンが王命(=キム父に下された処分)に反感を持っていたことや
両班の妻(=ユン・ボベ)を奪ったことなどをヤンが上司の前でかばったそうで、
打ちひしがれたキム・ゴンシンは最後にユン・ボベにラブレターを書きました。
「赤ん坊がわが子であることを祈っていた」「命と引き換えに詫びる」・・・。
ってことで、キム・ゴンシンの屋敷は火に包まれ、ヤンたちは平穏な日々を得ます。
信仰には背けません!と、親族に提出する確約書を拒んだままのイ・ビョク。
父上より天主のほうが大事なの?と母に問われると、「いえ私が死にます・・・」。
慶州イ氏ご本家のおエライさん(「女人」のペク頭領です)が催促にくると、
イ・ブマンは息子が熱病を患ったことにして部屋に閉じ込めて釘を打ち付けます。
イ・ビョクは部屋の中で絶食を続けながら天主への祈りをささげました。
しらじらしく仮病を使いやがって!と慶州イ氏の長はもちろんプンプンお怒りです。
親族あげてのイ・ブマン一家の大騒動は、やがて都の噂になりました。
正祖の側近チェ・ジェゴンや世子の師匠で洗礼も受けたクォン・チョルシン(鹿庵)ら
天主教に理解の深い人々(=南人派)がぞくぞくとイ・ブマンの屋敷を訪れます。
学問に励む立派な息子をなぜ閉じ込める?とイ・ブマンに聞くチェ・ジェゴン。
一族に従っても背教にはならないぞ!と部屋に話しかけるクォン・チョルシン・・・。
使用人の部屋にイ・ビョクが閉じ込められてから半月後、戸の釘が抜かれました。
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