イ・セリョンはキム・スンユの仲間たちに「ボクの妻です」と紹介されました。
チョ・ソクチュやスンユについて咸吉道に来ていた氷玉館の面々とも久々に再会。
その後、僧法寺へ移って敬恵公主と過ごし、もしや懐妊?と言い当てられます。
軍士を率いて森へやってきたシン・ミョンを、潜んで待っていたスンユたちが攻撃。
忠実な部下だったソン・ジャボンがミョンをかばおうとして矢に射られました。
そして再び、「逆賊め!」「首陽(スヤン)の犬め!」と両者が決戦に挑みます。
スンユとミョンが一対一で剣を交えていると、大量の矢が官軍から飛んできました。
ミョンの命はどーでもいいと世祖に言われているハン・ミョンフェの指示でした。
矢が命中したミョンを物陰に連れて行き、「なぜ官軍がお前を狙う?」とスンユ。
「どうしてオレを助ける?」と聞き返したミョンはスンユの前に立ちはだかり、
また矢を受けると、ジョンのもとへ逝きました。(咸吉道での死は史実どおりです)
イ・シエの周辺に内通者がいたため、官軍にチクられてイ・シエが捕まりました。
上王・端宗が出てくる夢に夜毎うなされる世祖は、僧法寺へ出かけることにします。
その情報を得たスンユは、セリョンのことをチョ・ソクチュに頼んで一人でお寺へ。
寺でセリョンに会った世祖夫妻は驚き、さらに妊娠しているのも知って驚愕します。
夜、仏堂で物思いにふける世祖にスンユが背後から近づき、首筋に刀を当てました。
大丈夫か?そなたが私を殺したらセリョンが苦しむぞ・・・と言い返す世祖。
それでも刀を振り上げたスンユに、「セリョンが身ごもった」と言い放ちました。
スンユの動きが一瞬止まり、そこへイム・ウンらが入ってきて捕えられボコボコに。
ワシを王と認めたら逃がしてやる!と世祖が迫っても、スンユは命乞いをしません。
ツバを吐かれて怒った世祖がイム・ウンにスンユを斬らせようとしているところへ
セリョンがすっとんできて止め、傷だらけのスンユは義禁府に入れられました。
嘘でもいいから王と認めさせなさい・・・と娘に言いかせる王妃(貞熹王后)。
世祖を憎んでいる敬恵公主でさえも、“子供のために”そうしろと促します。
ですがセリョンは、牢で息も絶え絶えのスンユに、「ご意思に従います・・・」。
死んだ家族や仲間への想いを知っているからこそ、生きてほしいとは言いません。
スンユはセリョンの懐妊を知りつつも口にせず、無言で彼女のお腹に手を当てます。
やがてスンユは目を閉じ、愛する夫の身体にそっとセリョンが寄り添うのでした。
時が経ち、チョ・ソクチュやワン・ノゴル(ソエンといい仲に♪)らがお墓参り中。
同じときに死ぬことができて二人は幸せでしょう・・・と話しています。
老いた世祖は体調が悪く眠れぬ夜を過ごしており、温陽に療養に向かうことに。
その道中で、幼い頃のセリョンにそっくりな小さな娘を連れたスンユを目撃します。
ところが彼は行列など目に入らないかのように輿のそばを通り過ぎていきました。
それもそのはず、スンユは視力を失っていたからです(理由はよくわかりません)。
ここから回想シーンが入り、義禁府の夜の出来事が明らかにされました。
王妃は二人が死んだことにし、世祖には「セリョンが命を絶った」と伝えたのです。
白髪でヨボヨボなまるでドリフのコントのような世祖が、セリョンの家を覗き見。
ヨリが相変わらず仕えていますが、スンユたちにそんな稼ぎがあるのでしょうか?
幸せそうな娘夫婦を見た世祖は、満足げに笑って涙を浮かべ、王妃に感謝します。
かなり余談ですが、王妃役の女優さんはここ2回くらいで急に若返ったような?
眉の間にヒアロか何かを注入してお肌も美容皮膚科で集中ケアをした気がします。
あと、セリョンはこの庶民メイクのときが一番かわいらしいように思いました。
ある日、娘をヨリに預け、セリョンとスンユが馬を走らせて草原へとおデート。
「視力は失ったけど心は取り戻した、復讐は挫折したけどキミを得た・・・」。
家には、二人の講義の教材だった『孝経(だっけ?)』を読む娘の姿がありました。
―― 完 ――
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