羅州(ナジュ)の事件で、亡きユン・チサンの息子であるユン・ジが捕まりました。
先代王・景宗に仕えていたユン・チサンは、少論(ソロン)派で反・英祖派。
当然ユン・ジも英祖を王として認めず、「イ進士!」「暴君」と罵りまくります。
父上が審問しているのに先に寝るのは親不孝だ・・・と思悼世子が起きています。
すると審問を終えた英祖が東宮殿にやってきて「食事はすませたか?」と質問。
世子が返事をすると、ぷいっと帰り、耳をゆすぐということが続きました。
大妃様たちが知ったら悲しむだろう・・・と世子妃(恵嬪ホン氏)は女官に緘口令。
でも淑媛ムン氏(英祖側室)のせいで、暎嬪イ氏(世子生母)が知ってしまいます。
(今回淑媛は昭媛(ソウォン)に昇進、娘は和寧(ファニョン)と名づけられます)
今日も宮殿にやってきた和緩(ファワン)翁主が経緯を知って、ムカムカーッ!!
(「母上を悲しませた」のではなく「兄上を侮辱された」ことを怒ってました)
淑媛の尚宮を往復ビンタし、続いて淑媛にも往復ビンタ。淑媛が気を失います。
高笑いする和緩翁主の横で、お上品な暎嬪と世子妃が笑いをかみ殺して喜びます。
この屈辱的な事件を淑媛が口止めさせる一方、和緩翁主は噂を拡散させました。
次に英祖のスタッフに「世子様に食事したかと聞いて耳をゆすいでるの?」と確認。
英祖の前で「はいそうです」とも答えられないので尚宮と内官が否定すると、
彼らですら知らないことを言いふらした淑媛をぶちました♪と和緩が英祖に謝罪。
怒ることもできず許すしかない英祖に、パパ大好きー!と抱きつく和緩翁主でした。
この英祖ころがしの才能が世子にもあれば悲劇は起きなかったのでしょうね・・・。
老論派キム・サンノらが少論派追放に動き出しました(ホン・ナクチュンも暗躍)。
捕らわれていたキム・ジョングァンは偽りの自白をすれば助けると持ちかけられ、
「ユン・ジにだまされて、謀反計画の手紙を霊成君パク・ムンスへ届けました。
次の王にはイ・ソン(世子)を推戴すると書かれてありました」と告白します。
英祖はその告白を笑い飛ばしたのに、淑媛兄ソングクが噂や民心をチクると、
英祖は少論派イ・ジョンソンの辞職願を受け入れ、キム・サンノを領議政に、
シン・マンを右議政に任じました。霊成君パク・ムンスも尋問に呼ばれます・・・。
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