奇跡的に快復した英祖が早速「うれしくないのか?」と思悼世子に嫌味をかまし、
一番熱心に看病したのは兄上です!と和緩(ファワン)翁主がかばいます。
英祖はその後も世子をあからさまに冷遇し、サンを世孫に定めるのを急ぎました。
亡き大王大妃の位牌に世孫のことを報告する儀式にも世子を呼びません。
前話でつわりをもよおしていた昭媛ムン氏が、想像妊娠だとわかり、落ち込み中。
近いうちに英祖が迎える新しい王妃に対抗心をギラギラと燃やしています。
揀擇では、キム・ハングの娘とユン・フドンの娘が有力候補として残りました。
なぜか英祖はホン・ボンハンが推すキムの娘ではなくユンの娘に決めようとし、
(このあたりの英祖の翻意した理由がイマイチよくわかりませんでした)
しかしユンの娘の母が突然に亡くなったため国法により候補からはずれました。
ってことでホン・ボンハンが推すキム・ハングの娘が王妃(貞純王后)に決定。
教育担当尚宮には「女人天下」のオム尚宮の方がキャスティングされています。
ここでオム尚宮に再び出会えるなんて涙が出そうなくらいカンゲキですっ!!!
若い王妃に対して控えめで従順な母(暎嬪イ氏)に和緩翁主が文句を垂れてます。
宮殿内に漂うそんな微妙な雰囲気を若い王妃はするどく感じ取ったらしく、
父が世子妃(恵嬪ホン氏)の実家で書生をしていたから侮られている!とにらみ、
側室の扱いがなってない!と内命婦の前で世子妃のふくらはぎをビシバシお仕置き。
(このときの王妃がいう側室とは、世子の側室で元イム尚宮だった淑嬪イム氏です)
世子妃はこのことを口止めさせたのに、淑嬪が世子に話してしまいました。
いよいよサンが世孫に冊封される日・・・。英祖は儀式に世子を呼びませんでした。
夫が参列しないのに世子妃が出席するわけにもいかず、両親不在のまま式が進行。
英祖はホン・ボンハンを世孫の師匠に任じ、世孫宮に東宮殿と同じ警備を命じます。
武術でむしゃくしゃ気分を紛らわせていた世子が、相手を本当に斬っちゃいました。
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