第7話 仮面の男
学士ユン・ピルが世宗イ・ドに伝えたかったのは、秘密組織「密本」だと判明。
さらに、先王からの命令を受けて密本を追跡していたというチョ・マルセンが
組織の洞穴に世宗を連れて行き、彼らの信念が刻まれた壁書を見せました。
そこには書かれていたのは「正君(チョングン)し格君(キョックン)する
密本が宰相を擁立する 朝鮮を動かす 第一代本元(ポノン)チョンドジョン」。
数十年も活動していなかった組織なのに?と衝撃を受けている世宗に、
チョン・ドジョンの甥ギジュンが生きているとチョ・マルセンが話します。
仮面の男が燃やそうとしていた紙「君那彌欲(クンナミヨク)」を手がかりに
兼司僕カン・チェユン(トルボク)があれやこれやと推理をめぐらせます。
「遺体を盗んだのは集賢殿の学士!儒教の教えに従って家に戻すはず!」。
ってことでユン・ピルの家を見張り、棺を運んできた老人を追及。
運び出したのが集賢殿ソン・サンムンとパク・ペンニョンだとわかりました。
泮村のトダム行首やシム・ジョンスとつながっている仮面の男の正体は
ユン・ピョン(チョン・ドジョン弟ドグァンの使用人ユン・ソジンの息子)でした。
ユン・ピルが持っていた『毘娑沙論(びばしゃろん)』を探すカン・チェユンは
泮村の本屋「碧思齋(ピョクサジェ)」にいたユン・ピョンの腕輪にピン!
乱闘を起こした末に兼司僕が碧思齋に乗り込むも、泮村の民に迎え撃たれます。
騒ぎのさなか、密会する女官ソイと集賢殿チャン・ソンスをカン・チェユンが目撃。
ソイは、密かに進めていた計画を中止せよという命令を世宗に託されたのでした。
翌日、集賢殿で“春の本”が見つかって怒られたチョン・チャンスが追放され、
パスパ文字を見かけて追いかけたソン・サンムンは互いに天地契員と知ります。
夜、女官ソイが来るのを三角山でチョン・チャンスが待っていると、仮面男が登場。
彼はソイに聞こえるように大声を上げて危機を伝えた後、絶命しました。
後を追っていたカン・チェユンはソイを宮殿へ急がせ、仮面男と一騎打ち。
出上(チュルサン)術を使うなんてお前は誰だ!?と驚愕する仮面男でしたが、
宮殿から内禁衛将ムヒュルらが駆けつけたと知るとチョタクを傷つけて逃げます。
しかしカン・チェユンは仮面男がチョン・チャンスから奪った書物を拾いました。
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