恵民署に現れたイ・ミョンファンを見たイ・ソンハが思わず逃がそうとするも、
義禁府都事ソ・ドゥシクが来て、ミョンファンは衣冠を整える時間をもらいます。
自白させまいと大焦りで寄ってきた左議政チョン・ソンジョと兵曹判書には、
もう裏帳簿も提出しましたし・・・と冷たく答えてこれまでの悪事をすべて告白。
治腫院にいたチェ・ヒョンウクも「世話になった」と言い残して捕まりました。
ミョンファンは治療で王族を害していたのが重視されたのか、流刑&賜死が確定。
左議政たちは流刑に、医療関係者は罪の重さに応じて罷免などが言い渡されます。
誰にも面会しないミョンファンの前に、首医女チャン・インジュが現れました。
流刑前に体調を診るのは恵民署のお仕事だそうで、彼女が志願したそうです。
クァンヒョンに預かったカン・ドジュンの鍼箱を渡して最後の会話を交わす二人。
首医女がミョンファンを「お慕いしていた」とは初耳!相思相愛だったのですね。
ドジュンに尊敬のような憧れのような気持ちを抱いているのはわかりましたが。
いよいよ護送されるミョンファンの唯一の手荷物は、紫の風呂敷に包まれた鍼箱。
鋳字(チュジャ)洞のあたりで「最期に寄りたい場所がある」と役人に頼みます。
こうして逃亡したミョンファンは、ドジュンのお墓の前にたどりつきました。
「お前にだけ言おう。大切なものを失ってずっと心が痛かった」と話しかけると、
長年の苦しみからやっと解放されるように自分の身体に鍼を打って息絶えます。
本当は奴婢のジニョンが両班として暮らしたという波紋は大小さまざまに発生。
馬鹿にする医女ミグムを「親友を侮辱するな!」とスッキ(淑徽)公主が叱り、
顕宗のもとには身分を偽ったジニョンに処罰を求める上奏がどっさりと届きます。
ジニョンを罰するつもりは顕宗にはありませんが、国法は曲げられません。
クァンヒョンやスッキ公主の訴えもむなしく、楊州へ戻されることになりました。
名分がないなら名分を見つけたら免賤できる?とひらめいたクァンヒョンは
辞職願を出して落ち込み中のソンハに連絡してジニョンの出発を止めさせると、
ジニョンの父が功をあげていたら良人になれませんか?と顕宗に申し入れました。
というか法の抜け穴くらい賢いソンハやドゥシクに思いついてほしいものです!
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