自分がこの治療に一番詳しいと話すチャングム。出て行け!と怒るクムヨン(クミョン)。何を恐れるのです?と冷静なチャングムにチェ尚宮は治療を命じます。死んだハン尚宮を思い出すチャングムでしたが、正しい場所に鍼を打ちました。料理を利用したチェ尚宮たちのように医術を利用せず、正道で勝とうと決めたのです。
職務を放棄したとオ・ギョモに責められて免職に追い込まれたミン・ジョンホは、また村へカムバック。村での噂を耳にしたパク・スボク元参判は、母を治療していたチャンドクに詳しい事情を尋ね、憤慨して上訴しました。事実を知った中宗は「監賑副御使が薬材を持って村に戻って医女とともに原因を突き止めたそうじゃないか!その者は今も村で救済しているとか!」とオ・ギョモを責め、呼び戻せと命じました。
朝廷に戻るミン・ジョンホに村人は感謝の気持ちとして人参を贈り、ミン・ジョンホは巾着袋だけをもらい中身を置いて帰ります。それにしてもあの時代にあの状況のあの村で入手するのは無理では?と思うようなキレイで鮮やかな巾着でしたね・・・。高価な人参よりも巾着が気になった私です。
封鎖令をヨリ(ヨルイ)から聞いていないとチャングムは主張するも、ヨリはガンとして否定。そういえばあのときちょっぴりおかしかったかも?と見習い医女チョドンが気づくと、ヨリが脅しつけて黙らせます。それをシンビが御医女に報告しようとしますが、ヨリは先回りして「脅された」と報告しており、またまたチャングムが悪者になり、恵民署(ヘミンソ)送りを命じられます。しかし同副承旨に昇進し内医院の副提調も兼ねることになったミン・ジョンホが人事に口を出し、チャングムは内医院に留まることになりました。先輩医女はますますチャングムに反感を募らせます。
イ尚宮(ヨンセン)が懐妊しました!そのとたん、これまでの無礼を謝る宮女たち。許そうとするヨンセンをさえぎり、「ハン尚宮の真似をしたかった」というミン尚宮がピシリと叱るシーンがよかったですね。チェ尚宮のお使いでお祝いにきたヨンロにヨンセンは「至密(チミル)尚宮と焼厨房(ソジュバン)の女官が必要なのでミン尚宮とチャンイを置く」と言い渡します。
さらにヨンセンは淑媛(スグォン)に昇進!日陰の尚宮から一躍「王子の母になるかもしれない」側室になりました。王がイ尚宮のところへ行かないよう手を尽くしたのに!とムカつきまくるチェ尚宮。ヨンセンは、つわりのふりをしてクムヨンに料理を下げさせ、お祝いの宴でもチェ尚宮に「チョン尚宮が見たらおもしろがるわね」と嫌味を言ってプチ仕返しをします。
見習い医女だったチャングムたちが正式に医女に昇格。チャングムが中宮殿担当となったのに伴い、ヨリはヨンセンの担当になりました。ここでチェ尚宮たちは、ヨリを通してヨンセンの流産を画策。ヨリは甲斐甲斐しく世話をしながら食事の指導もしました。ヨンセンが懐妊をあまりに不安がるので診脈したチャングムは、血虚(貧血)ではなく風熱(高血圧)だと気づき、ヨルイがチェ尚宮たちとつるんでおり、ただでさえ妊娠が危険なヨンセンに禁忌物を食べさせていたと知ります。
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