内医院のシン・イクピル僉正がチャングムの指揮を認め、重臣たちが反対するたびに中宗がチャングムの官位をアップさせるので、重臣たちはヘロヘロ。左議政も右議政も「王命を発令するな」と同副承旨ミン・ジョンホに指示し、奴婢チャン・ヨンシルの登用にただ一人賛成して流刑になったクォン・ボグン待教(テギョ)の名を引き合いに出します。それでもミン・ジョンホは応じず、庇護してくれた右議政と袂を分かちました。
すると今度は大妃(貞顕王后)が席藁待罪(ソッコデジェ)して反対。中宗もしぶしぶ受け入れます。男勝りな王妃(文定王后)の見方は大妃とは違っていて、「私も兄上だけが書堂に行くのがうらやましかった。そなたの功績を考えれば大臣にしてもおかしくないが、女であることを恨め」とチャングムに話します。
夜、疲れたチャングムが医女部屋で靴下を脱いでくつろいでいると、中宗が現れました。チャングムは君主のつらさをこぼす中宗を外に連れ出して癒し、不眠症をやわらげるアドバイスをします。チャングムに会いに行ったミン・ジョンホは中宗が来ていると知り、遠くからようすをうかがうのでした。
主治医の件で中宗を支持したミン・ジョンホへの非難が高まり、怒ってはねつける中宗。信頼できる人がいないとチャングムに本音をもらします。夢に敬嬪やチョ・グァンジョが出てくるそうですよ~。外でチャングムと楽しそうに笑う中宗の姿を、またまたミン・ジョンホが見つめています。
ある日、中宗がミン・ジョンホに「チャングムと会ったのはいつ?」と質問。ボクちゃんのほうがもっと前に会ってるもんねー♪とばかりにうれしそうな中宗ですよ。チャングムとの散歩が習慣のようになり、やがて大妃に「チャングムを側室にしなさい」と言われた中宗は、自分の思いに気づきます。主治医じゃなくて後宮ならば♪と重臣たちも大賛成。やけくそで弓をしてケガをした指を手当てしてくれるチャングムを見て、「あのときこの手を離すのではなかった」と思うミン・ジョンホでした。
医術をしたいというチャングムの志を認める王妃ですが、「嫉妬してるの?」と大妃に言われ、後宮に迎えるしかありません。そんなとき、二人が駆け落ちしかけたのを知ったヨンセンは、どうかチャングムを平穏に暮らさせてくださいと中宗に懇願。チャングムとミン・ジョンホが恋仲だと知った中宗は、ショックを受けつつ、チャングムを呼んで気持ちを確かめます。
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