なぜお前のような卑しい者が宮殿に出入りを?と咎めるように尋ねる正妻キム氏。
王妃様に呼ばれましたけど何か?中宮殿の前で言い争うのですか?フフン!と
ナンジョンは正妻にケンカを売った後で王妃(文定王后)に会ってこう言います。
「妓生房で派閥の違う臣下たちが何か企んでいます!敬嬪と手を組みませんか?」
敬嬪との結託を拒む王妃にナンジョンは「何があっても知らないフリを」と助言。
王妃が昭格署事件でチョ・グァンジョを庇ったのが気になるのだと話しました。
偽勲削除が性急だったのはわかっている・・・と打ち明けるチョ・グァンジョ。
それをなさってはいけなかった・・・と彼を心配する革靴屋おじさんが答えます。
しかし真っ直ぐな性格のチョは「不正は許せない!」と頑なな姿勢なのでした。
商人ペク頭領はヌングムの度胸を見込み、自分の後継ぎにと思っているもよう。
キム・アンロ=キム・アルロ(希楽堂)にヌングムを会わせて挨拶させています。
龍種を生まないという王妃が許せない!と中宗が大妃(貞顕王后)に相談。
元子を大切にしていても自分の子を生めば気持ちは変わると大妃が諭します。
かつて大妃は、前の妃が生んだ燕山君の母親がわりでした。中宗は実子です。
つまり王妃が大君を産んだら、以前の大妃と同じような状況になるのですね。
大妃は王妃の思いを判府事ユン・イムに伝え、王妃を守るよう頼みました。
元子は安泰!とユン・イムは喜び、キム・アンロはちょっぴり疑っています。
その夜、キム尚宮が(敬嬪の差し金で)中宗をヒ嬪のもとへおわたりさせました。
ヒ嬪は久しぶりの殿下来訪を大喜び。王妃は思いっきり訝しがっています。
朝廷では、中宗が却下したにも関わらず、「偽勲削除」を求める声が続々。
それでも中宗が拒否すると、三司(チョ・グァンジョ一派)が辞職を申し出ます。
中宗が19人の功臣を削除する折衷案を提案してもチョは全く納得しません。
そんな折に起こったのが、朝廷を揺るがすことになる有名な大事件でした。
「走肖為王」という文字がくりぬかれた葉が宮殿の至る所で見つかったのです。
事件をお膳立てしたのは、父ホン・ギョンジュ(南陽君)を受けたヒ嬪でした。
妹オンニョンにひどい仕打ちをしたヒリャンとナンジョンを恨むチョンニョム。
賊に二人を襲わせることにし、ナンジョンはならず者に囲まれてしまいました!
スポンサード リンク