卑しい身分の者がなぜ至密(チミル)に出入りしておる?と聞いてくる敬嬪に、
私は府院君宅の召使いで中宮殿から呼ばれました・・・とナンジョンは答えます。
すると「“ナンジョン”、中宮殿の場所はわかるか?」と敬嬪が尋ねました。
初対面なのに、ナンジョンの名前を知っているのはおかしいんですよね。
ですがナンジョンは「存じております、“敬嬪”様・・・」と平然と返答します。
女ぎつね同士な二人がお互いの度胸とパワーを認め合った最初の瞬間でした♪
道に迷ったら部屋に行くかもと来訪予告して去るナンジョンをおもしろがり、
あの娘に罰を与えても吐かないから訪ねてくるまで待とう♪と笑う敬嬪でした。
走肖為王のことは知らないフリを!とナンジョンが王妃(文定王后)に進言。
すでに王妃が宮中の木を切って葉を燃やさせ緘口令をしいたと知ると、焦ります。
チョ・グァンジョをかばうのではなく中宗を聖君にするためだと説明する王妃に、
「殿下は王位を守るためならチョのことも王妃様もシン氏(廃妃)も捨てます!
大君を生んでいない王妃様はお兄様たちが出世するまで生き残らなくては!」。
帰宅したナンジョンはユン・ウォンヒョン承候官に二択の選択を与えました。
山寺で科挙の勉強をするか、以前のように妓生房でごろつきの真似をしろと。
ウォンヒョンは“山寺にこもるくらいなら”と迷わず妓生房をチョイスします。
「民意を無視した政治をしたら余も燕山君のように廃位されるのか・・・?」。
中宗とチョ・グァンジョの独対を、キム尚宮がすぐさま敬嬪にしらせます。
機が熟したと判断した敬嬪は、殿下をヒ嬪の部屋へ行かせろとキム尚宮に指示。
ヒ嬪の部屋におわたりした中宗は、例の虫食い葉を初めて見せられました。
王妃の緘口令のせいで自分が蚊帳の外だったことを知った中宗は中宮殿へ行き、
チョをかばうのか?と責めて(“非懐妊宣言”への腹立ちもあり)謹慎を命令。
大妃(貞顕王后)がとりなすも「廃庶人もありうる!」と中宗はカンカンです。
妓生房やナンジョン母の前に出没して脅しまわっている異母兄チョンニョムを、
ね・いのんっっ!!早くひざまずかぬか!とナンジョンが怒鳴りつけました。
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